目の描き方の基本

自分用のiPad Proを購入してウキウキ気分な子猫2000です。

ちょっと日が空きましたが、久々にイラスト未経験者向けの話の続きをしようと思います。
前回はイラストの保存に適した形式は何かについて紹介しました。今回は萌え絵を描く上での基本中の基本である「目の描き方」に関する基本知識について紹介します。萌え絵の目というと現実のそれよりも非常に大きいため、最初は「何がなにやら……」という感じだと思います。猫さんもまさにそうでした。ですが、法則さえ掴んでしまえばそこまで難しいと感じなくなるものです。イラストのデフォルメ具合にもよりますが、目は絵柄やキャラクター性を左右する非常に大事な部分です。当たり前ですが、ただ見るだけでは中々覚えません。手元に紙と鉛筆を用意して、真似して描きながらご覧下さい。

目次

  1. 基本は三等分
  2. 垂れ目とツリ目の描き分け
  3. 瞳を大きくすることのメリットとデメリット
  4. まつげの描きこみについて
  5. まとめ

基本は三等分

というわけで目の描き方です。
これから説明をする上で目の各部に関して以下図のように呼称します。

まずは目の横幅の話からです。
縦幅と横幅の比率についてはぶっちゃけ「絵柄」です。自分の好きな比率を採用すればいいでしょう。縦横の比率がよく分からない場合は、自分が好きな絵柄のイラストを模写すると良いです。そういうわけなので、ここでは縦横の比率については触れません。代わりに紹介するのは目の横幅の話です。より具体的に言うならば「上まつげ」の横幅と形状についての話です。

キャラクターを描く際には、キャラごとの描き分けをすることになるかと思います。それを極端に2択で言うなら「ツリ目」と「垂れ目」です。そのツリ目と垂れ目の描き分けで最も重要になってくるのが「上まつげ」です。程度の差はあれど、ほぼ全ての目はどちらかに分類できます。一部特殊な例として「ジト目」という物もありますが、また別の描き方になるため今回は割愛します。
(ちなみに猫さんはツリ目が好きです)

というわけで本題です。

上まつげの横幅を3等分した際に「1:2」もしくは「2:1」の比率になる箇所で線を曲げます。
これが萌え絵の基本法則です。
目尻側が上に来ていれば「ツリ目」になり、逆に目尻側が下に来ていれば「垂れ目」になります。ここに、カーブの緩やかさや、縦幅の長さの違い、まつげの描き方、などの要素が加わることで色々な種類の目になります。

垂れ目とツリ目の描き分け

続いて、更に垂れ目とツリ目の描き分けについて踏み込んでみましょう。
<垂れ目>

<ツリ目>

2種類ずつ「垂れ目」と「ツリ目」を描きましたが、それぞれちがった印象を受けるかと思います。
違いは「下まつげ」です。

左目を正面から見た場合を例に考えてみます。
上まつげなら右肩上がりが「ツリ目」で、右肩下がりが「垂れ目」であることは先ほど見たとおりです。
ここで、下まつげの角度を右肩上がりにすると「ツリ目寄り」になり、右肩下がりにすると「垂れ目寄り」になります。

これを利用することで、「強気なツリ目」と「優しいツリ目」のような描き分けができるようになります。
なお、最近(2018/09/01 記事執筆)の絵柄の流行で言うと、「萌え絵において下まつげは描かない、もしくは描いてもほんの少しだけ」という傾向があります。この場合は「瞳や白目の下端をそこにまつげが存在するものとして削る」ことで、下まつげの描き分けが可能です。覚えて置いてください。


また、下まつげを描く際には、上まつげと繋がるように描くことを意識してください。
線を描く段階では白目は描きませんが、脳内で色塗りをするイメージをして、白目の境界線がどこにくるかを意識すると、自然な流れで下まつげを描くことが出来ると思います。

瞳を大きくすることのメリットとデメリット

次に瞳の大きさについてですが、まず結論から言います。
マンガなら瞳を小さくし、イラストなら瞳を大きくするのがオススメです。

瞳を大きくすると、「目が大きく見える ≒ 魅力的に見える」という最大のメリットがあります。人間は目全体の大きさに対して瞳が大きいと魅力的に見えるように出来ています。リアルの話で、女の子が化粧として瞳が大きく見えるコンタクトを使いますよね。あれも原理は一緒です。
というわけで、萌え絵を描くなら基本的に瞳は大きく描いた方が良いです。

ですが、瞳を大きくすることにもデメリットがあります。
それは、瞳を大きくすると感情表現が難しくなることです。そのため、感情表現を誇張する事が重要なマンガでは瞳は小さめに描かれることが多いです。手元にマンガとイラストがあれば是非比較してみてください。

この瞳の描き方も人によって千差万別なので、自分の好きな絵柄の絵を真似するところから入ることをオススメします。

まつげの描きこみについて

最後に、可愛さをアップさせるまつげの描きこみについてです。
リアルの目では、まつげは100本以上生えていますが、デフォルメしたイラストでそんなに描き込んだら気持ち悪くなります。そもそも、上まつげの線自体がデフォルメした結果なので、描き込みする際に描くまつ毛は特に飛び出ているまつ毛のデフォルメです。
では何本くらい描くのか?という部分ですが、3~7本程度です。
<例えば5本ならこんな感じです>

根元が太く、先端に行くほど細くなり、若干カールすることを意識するといいです。筆圧を調整できれば1発で描けるようになります。先述のとおり、最近の絵柄の流行ではあまり下まつげは書き込まないので、主に上まつげに描き込みをすることになるかと思います。この描き方も絵柄によって違いがあるので、自分の好きな形を探してみてください。

まとめ

  • 目の横幅を三等分して上まつげに角度をつけよう
  • ツリ目・垂れ目の描き分けには、下まつげの角度も意識しよう
  • 下まつげは上まつげに繋がるような角度を意識しよう
  • 可愛さを重視するなら瞳は大きめに、感情表現を重視するなら瞳は小さめに描こう
  • 上まつげの描き込みは3~7本程度が目安
  • 好きな絵柄の目を真似しよう


今回の話を要約すると以上です。
結局は自分の好きな絵柄の目を真似する事が上達への近道です。まずは正面顔の目から始めて、横顔や斜め顔などの目も模写してみてください。最初は両目のバランスを取るのが難しいと思いますので、片目だけ模写するのも良いかもしれません。ですが、描かない物はいつまで経っても描けるようになりませんので、徐々に両目を描くように心がけてください。

今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

ちょっとiPadProのお絵かき性能をなめていたかもしれない

「なんで夏休みすぐ死んでしまうん?」
楽しかった夏休みも終わってしまって意気消沈しています、子猫2000です。
社会人も1ヶ月くらい休めないですかね?……あ、世の中機能しなくなりますね。無理ですね、はい。

iPad Proを使ってみたところ想像以上の使いやすさだったので、自分用の覚書も兼ねて記事に書いておきます。

目次

  1. 猫さんがiPad Proでお絵かきをするまでの経緯
  2. Wacomの液晶タブレットと比較して何が違うのか
  3. ところでメディバンペイントって?
  4. まとめ

猫さんがiPad Proでお絵かきをするまでの経緯

最近絵描き界隈で「iPad Proがお絵かきツールとして凄い」という話をよく聞きますが、猫さんは板タブ派のためあまり気にしていませんでした。「あーすごいのねー、そうだね~液晶タブレットみたいなもんだもんね~」程度の反応です。はい、全く興味なかったです。

なぜこんな反応なのかというと、液晶タブレットでお絵かきしたときに「なんだこんなものか」となってしまったという部分が大きいです。確かにペンを直接画面に向けて絵を描けるというのはメリットでしたが、紙に描くのと同等の感覚かと言われると疑問が残ったためです。個人的に気になったのは視差(と、お値段)でした。

液晶タブレットというと、「紙に絵を描くのと同等にデジタルで描けるもの」というイメージで定着していますが、実際に使用してみると幾つかの点で違いを実感します。
猫さんの場合は視差が最大の違いでした。

液晶タブレットを触ったことの無い方のために説明すると、液晶タブレットの画面描画が行われるスクリーンと、実際の画面の表面には距離があります。これが原因になって、ペン先とカーソル位置にズレが生じます。これを視差と呼んでいます。人によっては気にならないようですが、猫さんの場合「ん???」と気になってしまいました。

これが安い買い物だったら我慢したかもしれませんが、液晶タブレットは高額です。wacom製だと安いものでも10万円台前半からです。「このお値段を払って変な我慢をするのもなぁー」という気持ちと、「正直実際に使ってみて液晶タブレットに絶大なメリットを感じなかったなぁー」という気持ちから、猫さんは現在”intuos pro”というwacom製の上位版板タブを愛用しています。”intuos pro”については、板タブにも慣れたことから思い通りに線も引けるし、以前使用していたエントリーモデルの板タブとペンの種類や筆圧感度の違いを実感できるため、十分に満足しています。


猫さんが愛用中の板タブはコレです。
現在は後継機種がでていて、さらに筆圧感度が細かくなっています。

つまり、猫さんの中では液晶タブレットは不要な存在となっていました。

そんな猫さんですが、出先で絵を描きたいという欲が最近増して来ました。
要はカフェとか、飲食店の待ち時間とか、旅行先とかでもお絵かきしたいなーって話です。

ノートパソコンと板タブをセットで持ち歩くのも悪くは無いですが、ちょっとかさばりすぎる感じ……
というわけで、タブレットPCが候補に挙がりました。

当初は大好きなイラストレーターのカントクが使用しているというwacomの”cintiq companion 2″を買おうかと思ったのですが、もう新品は出回っていなかったため断念。
その後ネットで調べた結果、最終的に2候補まで絞りました。
ドスパラから出ているWindows10タブレットPC「raytrektab」と、Appleから出ている「iPad Pro」です。
お値段はraytrektabが4万~5万程度、iPad Proと純正ペンのセットが10万ちょっと。
どちらも良いお値段なので、しっかり使い心地を理解した上で購入したいところ。

ドスパラの「raytrektab」はドスパラの実店舗で体験できるとのことなので、iPadはどうしようか……
実店舗で体験だとアプリとか勝手に入れられないよなぁ……
ここまで考えていてふと思い出しました。

「そういえば家族が iPad Pro 持ってるじゃん!」

そんな経緯で iPad Pro を借りてお絵かきをしてきました。

Wacomの液晶タブレットと比較して何が違うのか

というわけで家族の iPad Pro に”メディバンペイント”というtwitterで評判だったアプリを入れて2時間ほど絵を描いてみたのですが、これが凄く良かったです。
wacomの液晶タブレットで非常に違和感に感じたペン先とカーソルの視差も、iPad Proではさほど気になりませんでした。ペン先へのカーソルの追従も、素早くペンを動かしても気にならないレベルですし、当初不安に思っていた「ペンを持つ手にタッチ反応が誤作動しないか?」という問題も杞憂に終わりました。なにより液晶タブレットと違って軽いので、手軽に持ち歩けます。普段はデスクトップPCの置いてある机でしか絵を描けない猫さんですが、iPad Proならリビングでテレビを見ながらでも、寝室で寝転がりながらでも絵を描けます!
「そう、これだよ!これ!!」
この利便性は据え置きの液晶タブレットでは得られません。これがまさに猫さんが欲していたものだと確信しました。

ここまで正直 iPad Pro が圧勝でしたが、wacomの液晶タブレットの方が勝っているなと感じた部分もいくつかあります。
まずはペンです。
iPad Pro に使用するApple純正のペンは満充電での使用可能時間が8時間ほどと聞いています。実際には本体の充電が先に切れるでしょうが、ペン自体に充電が必要というのは手間です。これは明らかに、バッテリー不要なペンを使用するwacomの圧勝です。
また、ペン自体の形や重さについてもApple純正のペンはwacomのペンには劣っていると感じました。
内部にバッテリーがある影響からか妙に重いです。慣れてしまえばなんて事はないのかもしれませんが、ペンとしては重量級という感じの重さです。また、形もデザイン性の良いシンプルな形状ですが、wacomのペンのようなエルゴノミクス感ある形状の方が個人的には持ちやすいと感じました。

また、筆圧感知についてもwacomの方が個人的には勝っていると感じました。
iPad Pro と Apple純正ペン の組み合わせでは「抜き」はしっかり検出してくれましたが、「入り」の検出が微妙だと感じました。猫さんは「入り」が下手な自覚はありますので、単に合わなかっただけかもしれません。ですが、wacomの液晶タブレットでは「入り」もしっかり検出してくれていました。そこを考慮すると、個人的に軍配はwacom側に上がります。

最後に両者に共通する個人的な欠点として摩擦係数の低さを挙げておきます。
やっぱり紙に描くのと、ガラス面に描くのでは摩擦が違いすぎて、ハッキリと違和感を感じます。この辺はペーパーライクな描き心地にする保護フィルムなどが出ているので、いざ自分用に購入したときには使用を検討しています。

ところでメディバンペイントって?

特に気にせずに有名だったからという理由で「メディバンペイント」を今回は使用しましたが、PCとのデータ共有などが気になったので少し調べてみました。すると驚きの結果が……
メディバンペイントとFireAlpacaは姉妹です!

どういうことかというと、開発者が同じようです。
お絵かき界隈の方には「CloudAlpaca」というソフト名に聞き覚えのある方もいるかもしれません。
FireAlpacaにマンガを描くための機能と、クラウド機能(オンライン機能)をくっつけた機能拡張版みたいなものが「CloudAlpaca」です。FireAlpacaと違って、使用には無料の会員登録が必要となります。それ以外はFireAlpacaとほぼ一緒、そんなソフトでした。

その「CloudAlpaca」がいつのまにか改名していたようで、改名後の名前が「メディバンペイント」だったのです。

「なーんだ、お前FireAlpacaの姉妹だったのか!もっと早く言ってくれよー!」
という感じで、途端に親密感が沸いた猫さんでした。

メディバンペイントはアプリだけでなくPC版も出ていまして、拡張子はFireAlpacaと同様の”.mdp”を使用するようです。

そして肝心のPCとの連携ですが、クラウド共有でサイズ制限なし!という無料ソフトとは思えないほどの太っ腹っぷり。
iPadでラフを描いてPCで清書をするつもりだった猫さんにはココが一番重要でした。

「出先でiPadを使用して絵を描いたら、テザリングなりWifiなり使ってメディバンペイントのクラウドに保存すれば、それが家のPCでそのまま開ける」ということです。すばらしい!
もちろんPCで描いた絵をiPadから開くことも可能です。

まとめ

本格的なPCに接続する液晶タブレットとは違って、iPad Proでお絵かきをする場合、マシンパワーの問題から大量のレイヤーは使用できません。ですが6000*4000サイズの350dpi設定のキャンバスでレイヤー数10枚程度なら速度遅延などが気になることは一切ありませんでした。ペンや筆圧検知など不満点が無いわけではないですが、個人的にはwacomの液晶タブレットよりもiPad Proのほうが使い心地が良かったです。猫さんが想定しているような「出先でもお絵かき(色ラフや、落書き程度)する」用途ならスペック的にも十分応えてくれます。レイヤー数を抑えて絵を描ける方なら液晶タブレット代わりにも使えるかもしれません。

何よりのメリットは手軽に持ち歩けて、気軽にデジタルでお絵かきを始められることだと思います。
こういったタブレットが1台あるとお絵かきの頻度が上がりそうですね。
「iPad Pro はいいぞ~。」

メディバンペイントがFireAlpacaと姉妹だったこともあり、猫さんの中では一気にiPad Proが優勢になりましたが、一応raytrektabも試してみようと思います。
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

ペンタブに紙を貼ってみよう

前回は5分で線画と色を馴染ませるグロー効果のかけ方について紹介しました。特殊効果は簡単に使用できて見栄えが大きく変化するので是非試してみてください。
今回はペンタブの描きやすさを上げる裏技的Tipsの紹介です。
まぁ、タイトルにあるとおり紙を貼るだけなのですが、人によっては効果絶大なので是非試してみてください。

目次

  1. 用意するもの
  2. 手順
  3. あとがき

用意するもの

というわけでまずは用意するものですが、

  • セロハンテープ
  • ペンタブの描画範囲より大きいコピー用紙
  • いつも使っているペンタブ

だけです。
注意点としてwacom製のペンタブの場合は紙を貼っても動作に影響はありませんが、他社製のペンタブの場合動作方式の違いからペンが反応しない可能性もあります。
実際に紙を挟んで試し描きしてみて、反応しない場合はこの方法は使えません。

あと当たり前ではありますが、液タブ(液晶タブレット)にもこの方法は使えません。
画面が見えなくなってしまうので。

手順


というわけで完成イメージです。
ペンタブの描画面より少し大きめに紙をカットして、四隅をセロハンテープで貼り付けるだけです。
貼り付ける際はシワができないように斜めの対角線部分からテープを貼っていくといいです。
例)左上 → 右下 → 右上 → 左下

使っていると段々表面がツルツルになり、シワが出てくるので、定期的に交換してください。

あとがき

使用感についてですが、摩擦が高くなるため実際に紙にシャーペンで絵を描いている感覚に近くなります。
一方で手元を見ながらペンを動かすのではなく、画面を見ながらペンを動かすというペンタブ特有の問題は解決していないため、人によっては全く効果を実感できない場合もあるようです。
猫さんは、ペンタブを数年使ってからこの方法を知りました。そのため、画面を見ながらペンを動かす点については既に問題なく、ペンを動かした際の摩擦の違いに悩まされていた事もあり、この方法を取り入れてからペンタブでの描きやすさが格段に上がりました。
紙とセロハンテープならどの家にもあるでしょうから、ペンタブの描き辛さに悩まされている方は是非試してみてください。

以上で、今回は終了です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

5分で線画と色を馴染ませるグロー効果のかけ方

コミケ1日目ですね、今年は猛暑なので薄い本は委託で購入予定の子猫2000です。

前回は5分でイラストの見栄えを良くするディフュージョン効果のかけ方について紹介しました。
今回はイラスト全体を発光させるグロー効果について紹介します。
前回と同様にイラスト用フリーソフトFireAlpacaで作業を行っていきます。

目次

  1. 完成イメージ
  2. 手順
  3. あとがき

完成イメージ


まずは元絵と完成後の比較から。
左が元絵で、右がグロー効果をかけた後です。イラストが全体的に光っているように見えるかと思います。

手順


具体的な手順について解説していきます。
まずは元絵(画像ではbaseレイヤー)を複製します。
分かりやすいように、複製後のレイヤーに「グロー効果」と名前をつけました。


複製したレイヤーを選択した状態で、画面上部のメニューからレベル補正を選択します。


レベル補正では画面上部のバーの左端にある矢印を右側に移動させてください。
移動量は図を参考に。厳密に考えず、大体で大丈夫です。


というわけでレベル補正を行うと、こんな感じになったと思います。
「うわっ私の絵、暗すぎ!?」
暗すぎくらいでちょうどいいです。


暗くしたレイヤーを選択したまま、画面上部のメニューよりガウスぼかしを選択します。
今回は5.01でぼかしをかけました。この辺はお好みで調整してください。


ガウスぼかしをかけた後はこんな感じになったかと思います。


最後に、ガウスぼかしをかけたレイヤーを選択して、レイヤーモードをスクリーンに変更します。

以上で作業手順は終了です。
おつかれさまでした。

あとがき

グロー効果はいかがでしたか?
当初、「グロー効果なら既にPixivに講座もあるし書かなくてもいいかな?」とも思ったのですが、Google検索したところFireAlpacaを使用した講座で間違った内容のものが一番最初に出てきたため「書かねば(使命感)」となり紹介しました。前回紹介したディフュージョン効果と違って、元絵と色味が若干変化してしまうため、猫さんは最近はあまりグロー効果は使用していません。しかし、絵柄によってはディフュージョン効果よりグロー効果の方が合うので、あなたの絵柄に合うと思った方を使用してください。
もちろん、両方使用しても問題ありません。その際はディフュージョン効果をかけてから、グロー効果をかけると良いと思います。

以上で今回は終了です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回はペンタブに紙を貼ってみようについて紹介します。

5分でイラストの見栄えを良くするディフュージョン効果のかけ方

前回はもう迷わない!影色の選び方について紹介しました。今回はお手軽に完成した絵の見栄えをよくするテクニックとしてイラスト用フリーソフト「FireAlpaca」を使用して「ディフュージョン効果」のかけ方を紹介します。

目次

  1. 完成イメージ
  2. 手順
  3. あとがき

完成イメージ

というわけでまずは完成イメージから。(画像をクリックするとフルサイズ表示されます。)

左がディフュージョン効果をかける前、右がかけた後です。
元絵に比べて線画と色がなじみ、光が当たっている部分がより自然になっていることが分かると思います。
今回はこの特殊効果のかけ方をFireAlpacaを使用しながら紹介します。

手順


というわけで作業を行っていきます。
完成した絵の全レイヤーを統合したものが画像内の”base”レイヤーです。
まずは“base”レイヤーを複製し、レイヤーモードを「乗算」に変更します。


乗算レイヤーが作成できたら、もう一枚”base”レイヤーを複製します。


その後、最初に作成した乗算レイヤーを選択し、複製したbaseレイヤーに統合します。


レイヤー統合が上手くできていれば、図のようにレイヤーモードが”通常”である元画像よりも暗めなレイヤーが完成しているはずです。


続いて、上記手順で作成した元画像より暗めなレイヤーを複製し、レイヤーモードを「スクリーン」に変更します。


スクリーンレイヤが作成できたら、再び元画像(baseレイヤー)を複製します。


複製した元画像を全レイヤーの一番上に移動させ、レイヤーモードを「比較(明)」に変更します。


「スクリーン」レイヤーを選択し、画面上部のメニューより「ガウスぼかし」をかけます。
強さはお好みですが、猫さんは今回”4.06″でかけました。
あまりぼかしすぎても良くないと思うので、ほどほどにお好みの値でぼかしてください。


ちょっと元画像より明るくなりすぎていると感じたため、“スクリーン”レイヤーを選択し、不透明度を75%まで下げました。
この辺もお好みで数値をいじってみてください。

おつかれさまでした!
以上でディフュージョン効果は終了です。

あとがき

ディフュージョン効果はいかがでしたか?
簡単な手順のため5分程度でかけられる特殊効果ですが、明度の差(コントラスト)がついた絵ほど効果は絶大です。
こういった特殊効果を簡単にかけられる事はデジタル絵特有のメリットなので、是非使ってみてください。

次回は5分で線画と色を馴染ませるグロー効果のかけ方を紹介します。

イラストの保存に適した形式は何か

サバゲーでハッスルしすぎて全身が筋肉痛になりました。
子猫2000です。

前回はイラスト上達に役立つ練習方法について紹介しました。
今回はデジタル絵を描くなら避けては通れない拡張子について紹介します。

目次

  1. 拡張子って何?
  2. 画像関連の有名な拡張子
  3. イラスト用ソフト固有の拡張子
  4. まとめ

拡張子って何?

拡張子とはコンピューターがファイルの種類を識別するために使用される物です。一般的にファイル名の末尾に「.」(ドット、ピリオド)をつけた後に続く文字列で表されます。コンピュータは拡張子を元にどんなファイルなのかを判断していますので、ファイル名の変更時などに誤って拡張子を消してしまわないよう気をつけてください。

Windowsでは初期状態で拡張子が非表示になっている場合がありますので、拡張子を表示する設定への変更をオススメします。

以下で画像の保存に関連した拡張子を紹介していきますが、イラストや漫画を描く用途とした場合に気にすべき内容は以下のとおりです。

色数は?

まず大事なのが拡張子によって表現できる色の数が違うことです。
新しい拡張子では問題ないことが多いですが、古い拡張子などでは使用できる色数が限られることがあります。
「フルカラー」と言った場合、一般的には「16,777,216色」を指します。
これは色の三原色であるRGB(Red,Green,Blue)の各色ごとに256段階の色を設けて、その組み合わせで色を表現するため表現可能な色の数が256の3乗となるからです。
デジタルのイラスト用ソフトで絵を描く場合、この「フルカラー」が使用できる画像形式で保存するのが良いでしょう。

圧縮方式は?

続いて圧縮についてです。
イラストなどを描いた画像ファイルは、そのままではファイルサイズが大きくなってしまうため、保存時に内部的にファイル容量の圧縮を行っています。この圧縮には大きく分けて2種類あります。それが、可逆圧縮不可逆圧縮です。

可逆圧縮は圧縮する前の状態に完全に戻せる方式です。このため「イラストを描く→保存する→手直しをして更に保存する→(以下ループ)」ということを行っても、画像ファイルの劣化が起こりません。

一方、不可逆圧縮は圧縮する前の状態には戻せない方式のため上記のような手順を行うと、画像ファイルが劣化していきます。最終的に「もう絶対手直しはしない」と言える段階でなら、ファイルサイズが小さくなりやすいこともあり、不可逆圧縮にもメリットはあります。
しかし、基本的には可逆圧縮の拡張子で保存した方が良いです。

透明表現は可能?

最後に気にするべきポイントは透明表現の可否です。
こちらは普通にイラストや漫画としてネット上に公開する場合、あまり気にする必要はありませんが、ブラシ素材(カスタムブラシ)などを作成する場合に気にする必要が出てきます。
拡張子によっては透明や半透明で描いた部分を画像として出力した際にもそのまま表現してくれる場合があります。
これをブラシ素材として使用すると、(例えばレース素材を作ったとして)穴の開いた部分など透明情報を持った部分は、元から塗ってあった色が表示されます。

例として水色の背景色が塗られた画像の上に、透過情報を持った画像と、透過情報を持っていない画像を貼り付けた場合の比較画像を貼っておきます。
ご覧のとおり、透過情報を持った画像では透明色の部分に背景色である水色が表示されています。その一方で、透過情報を持っていない画像では、透明色の部分は自動的に白色に変換されています。

画像関連の有名な拡張子

それではまずは画像の拡張子として有名なものを3種類紹介します。
イラストSNSやTwitterなどに作成したイラストや漫画をUploadする際は、これらの形式を使用することになります。

png(読み:ピング)

フルカラー可逆圧縮透明・半透明表現可能
gifの特許問題にあたって代替として開発された拡張子。
可逆圧縮なので圧縮ノイズは発生しない。
フルカラー使用可能で、アルファチャンネルを持ち半透明表現が可能。

jpgもしくはjpeg(読み:ジェイペグ)

フルカラー不可逆圧縮透明表現不可
不可逆圧縮なので圧縮ノイズが発生する。フルカラー、透明表現は不可能、写真に向いた圧縮方式だがgifの特許問題の影響で普及が進み、現在は画像ファイルのスタンダード

gif(読み:ジフ)

最大256色不可逆圧縮透明表現可能だが半透明は不可
可逆圧縮なので圧縮ノイズは発生しない。色数が256色なので、色数が多いと自動で減色されてしまう。単一の透明表現が可能(半透明は不可能)。アニメーション表現が可能。

イラスト用ソフト固有の拡張子

続いて、各イラスト用ソフト固有の拡張子について紹介します。
これらはレイヤー構造を維持したまま保存できるので、描いている途中などはこの形式で保存することがオススメです。
以前イラスト用のペイントソフトは何を使えばいい?にて紹介したソフトで使用される拡張子について紹介します。

psd

Photoshopで使用される拡張子です。
他のイラスト用ソフトなどでも、この形式で出力する機能がついていたりしますが、他イラストソフトで出力したpsdファイルをPhotoshopで開いても、レイヤー処理方式の違いなどから全く同じ見た目になるとは限りません

XCF

GIMPで使用される拡張子です。PSD形式と違ってやり直しの履歴は保存されません。

sai

SAIで使用される拡張子です。

clip

CLIP STUDIO PAINTで使用される拡張子です。以前のバージョンではlip形式だったようです。

mdp

FireAlpacaで使用される拡張子です。

ai

Illustratorで使用される拡張子です。

まとめ

基本的に、編集中は各ソフト固有の拡張子で保存しておき、ネットにUploadする際はpng形式で保存する。と覚えておけば問題ありません。
描き終わったイラストなどは可能なら各ソフト固有の拡張子でレイヤー情報を保持したまま保存しておくのが好ましいですが、ファイル容量が気になる場合はpng形式で保存しておけば良いです。

今回の内容は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

イラスト上達に役立つ練習方法

夏休みが近づいてテンションが高めになっています。
子猫2000です。

前回は絵を描く際の鉛筆の使い方について紹介しました。
持ち方を変えるだけで描きやすさが一気に変化することがあるので、是非試してみてください。

今回は「さぁ私も絵を描くぞ!」と意気込んではみたものの、右も左も分からない方に向けて、イラストの上達につながる練習方法について紹介します。

目次

  1. まずは模写
  2. とりあえずクロッキー
  3. 立体感を養いたくなったらデッサン
  4. 自分でオリジナルを作る事も忘れずに
  5. まとめ

まずは模写

というわけで、具体的に練習方法の紹介をしていきます。まずは模写です。
「イラスト趣味は模写に始まり模写に終わる!!」
ごめんなさい、今作りました。
でも、そのくらい重要だということを伝えたいです。

模写というのは絵や写真などをお手本にして、お手本を観察しながら同じ絵を描くことです。

似て異なるものに「トレス(もしくはトレース)」というものがありますが、こちらはお手本を紙の下に敷いて線をなぞるものです。
トレスはペンを動かす訓練にはなりますが、観察力の訓練にはならないので、個人的にはトレスはオススメしません。

模写の方法は先述のとおり、お手本を真似することなので、画像さえ探してくれば自分の好きな絵柄だったりキャラクターだったりをお手本にできます。
これが地味なようでモチベーションへの影響は大きいです。
また、当たり前といえば当たり前ですが、お手本があるので自力で絵を描くよりもササっと上手く描けます。これがまたモチベーションに良い影響を与えます。
気軽に実行出来るので「あーちょっと絵描きたいなー」という時にも、ちょうど良いです。

そんなお手軽でモチベーション維持にも役立つ便利な模写ですが、行うことで下記のようなメリットが得られます。

  • 観察力の上昇
  • ペンを思い通りに動かす訓練になる
  • イラスト特有のパーツ比率などが学べる
  • イラスト特有の表現技法などが学べる
  • 絵柄の研究になる
  • モチベーション維持に役立つ

どうですか?
良い事尽くめですよね。

そんな模写ですが、お手本が無いと始められません。
ですので、お手本の探し方についても紹介します。
猫さんは普段下記のような手段で模写する絵を探しています。

  • アニメを一時停止してみる
  • 好きなイラストレーターの画集を買う
  • 手元にあった漫画を1ページ模写してみる
  • ネットでキャラクター名などで検索してみる
  • ネットでポーズ名などで検索してみる (例:「女の子座り」)
  • Twitterでイラストを描いている人をフォローする
  • PixivやTinamiなどイラストSNSで可愛い絵を探す
  • イラスト講座などを探してみる (例:「手 描き方」)

個人的にはアニメの絵などは初心者向けだと思います。
イラストなどは色塗りが凝っているので、情報量が多くなり脳が混乱する原因になってしまいます。その点アニメの絵は色塗りはシンプルでありながら、絵としては上手な物が多いので、練習のお手本としてはちょうど良いと思います。

お手本を見つけたら実際に模写を行っていくわけですが、下記事項を意識しつつ行うと良いです。

  • 今描こうとしているパーツの、絵全体に対する比率はどのくらいか
  • 描こうとしている箇所を直線や曲線など一筆書きで描ける最小限の単位に分割する
  • 一筆書きで描ける最小単位まで分割できたら、その線の角度や長さはどのくらいか
  • その線の長さは、パーツ全体に対してどの程度の比率か
  • 他のパーツとの間の空間はどの程度か

とりあえずクロッキー

続いてはクロッキーです。
模写やデッサンは時間をかけてじっくり写すのに対して、クロッキーは短時間で写す点が大きな違いです。
これは対象物を画像処理など芸術的活動を司る右脳で処理する訓練です。

クロッキーはネットで有名な30秒ドローイングで行うのが手軽で良いと思います。
手元に紙と鉛筆を用意したら「CLICK TO START」を押すだけです。
色々なポーズの人体模型が30秒間表示され、それを紙に写す、という練習方法です。
正直言うと、猫さんは未だに30秒で写せないです。
コツは輪郭で形を捉える意識をすることだと思います。

簡単に行える一方、ペンをとても動かすので、絵を描き始める前のウォーミングアップなどにも最適です。
1日5分だけでもやってみると良いでしょう。

立体感を養いたくなったらデッサン

最後は上級者向けなデッサンです。
紙と鉛筆で立体感まで含めて対象物を写し取る練習です。

こちらはまずは単純な物体から始めるのが良いです。
ただのボールだったり、ティッシュケースだったり……もちろん定番のリンゴも。
最初は「白黒で模様と立体の両方を表現とか無理ゲー」となりますが、こちらも続けると段々上手くなります。
以前紹介した絵を描く際の鉛筆の使い方などが役に立つと思います。正直初心者向けではない練習方法だと思いますが、観察力や立体把握能力が劇的にあがります。ある程度お絵かきに慣れてきて、更に上達したい場合に選択肢に上がる練習法です。

自分でオリジナルを作る事も忘れずに

ここまで練習方法としてお手本を写す方法ばかり紹介していますが、それだけだとゼロから作品を作り上げる経験が増えません。
上記の練習と合わせて自分で作品を作ることも行いましょう。

  1. 何を描くか考える
  2. 全体イメージを考える
  3. ラフ:大まかに絵を形取る
  4. 線画:不要な線を無くし、綺麗な線のみで再構成する
  5. 色塗り:線画をもとに着色する

という流れで作成作業を進めます。
最初は「全体イメージを考える」と言われても混乱するだけだと思うので、描くものを決めたら「ラフ→線画→色塗り」と進めましょう。
初めの頃は思うような出来にならないかもしれませんが、途中で投げ出さずに是非最後まで描ききってください。最初の1本を描きあげることが出来たなら、次回以降もきっと最後まで描きあげられるでしょう。

まとめ

練習方法についてイメージはつきましたか?
イラストの上達を目指す場合、模写は切っても切れない関係にあります。最初は思い通りに描けないと思いますが、上達への近道ですので投げ出さずに続けてみてください。1年後には見違えるほど上手くなった自分が待っているはずです。

今回の内容は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

絵を描く際の鉛筆の使い方

前回はやる気が起きない時の対処法3選を紹介しました。今回はアナログ絵を描く際の基本となる鉛筆の使い方について紹介します。字を書く際とは違う持ち方を使用することで、より思い通りの線が引けるようになりますので、慣れるまで使ってみてください。参考までに猫さんの場合、違和感を感じなくなるまでに1週間ほどかかりました。

目次

  1. 先端に近いほど筆圧が高くなる
  2. 薬指と小指で安定感アップ
  3. 鉛筆でサイズを測る
  4. まとめ

先端に近いほど筆圧が高くなる


まずは基本的な鉛筆の持ち方を何種類か紹介していきます。全ての持ち方に通じる法則性として、鉛筆の先端に近い部分を持つほど筆圧が高くなり、より細かい作業が可能になりますので、覚えておいてください。


まずは一番浅い持ち方です。
鉛筆に筆圧はほとんどかけずに、鉛筆の自重で描くイメージです。紙を傷めずに薄い線が引けるので、描き始めのアタリをつける段階などで使用します。


続いて少し先端側に寄った持ち方です。(画像では鉛筆の真ん中あたりを持っています。)
最初に紹介した持ち方よりもコントロールしやすいですが、あまり筆圧をかけずに描く事が出来ます。先程つけたアタリを元にラフ(絵の構成要素を大まかに形取る作業)を描く際などに使用します。


最後に普段文字を書く際に使用している持ち方です。筆圧もしっかりかかってコントロールもしやすいですが、紙を傷めるためやり直しが効かなくなります。ラフがある程度固まってきて、大きな修正は行わないと断言できる状態になってから使用しましょう。

薬指と小指で安定感アップ

基本的な持ち方は上述の通りですが、派生形として安定感が増す方法を紹介します。


まずは小指と薬指を握らずに開いて机に密着させる方法です。
写真では普通の字を書く際と同様のペンの持ち方をしていますが、この方法はペンを寝かせた状態で持つ持ち方にも使用できます。
実際に行ってみると非常に安定感が高い事が分かります。その一方で、普通に持った場合と比べるとペン先の可動範囲が若干狭くなります。適宜、手首ごと位置をずらしながら使用すると良いでしょう。


次に鉛筆を中指ではなく薬指の上に乗せるスタイルです。こちらは小さい頃から絵を描いていた方に使用者が多い印象があります。こちらも安定感が増しており、細かい作業が行いやすいです。先述の小指と薬指を開く方法よりも、ペン先の可動範囲が狭まらないと思います。両方試してみて好みで使い分けてください。

鉛筆でサイズを測る

最後に紹介するのは鉛筆を定規の代わりとして使う方法です。
方法はいたって単純で、腕を真っ直ぐピンと伸ばし、鉛筆の先端と親指の先端の長さを、どこかのパーツの長さに合わせ、それを移動させて他のパーツとのサイズ比を見るだけです。
デッサンや模写などを行う際に、それぞれのパーツの比率や大きさを測るために使用します。
大事なのは目と鉛筆の距離を一定にすることです。そのために腕を真っ直ぐに伸ばします。

模写では腕を伸ばすことは難しいでしょうから、お手本にピッタリくっつけるなどの方法で、サイズ比を正確に測ると良いでしょう。

まとめ

鉛筆の使用方法についていかがでしたか?
猫さんのように、今まで絵を描いていなかった方だと最初は違和感を感じる持ち方かもしれませんが、使っているうちに段々慣れてきます。色々な持ち方が出来れば、鉛筆だけで気軽に行うお絵かきの幅も広がりますので、是非練習してみてください。

今回の内容は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回はイラスト上達に役立つ練習方法を紹介します。

やる気が起きない時の対処法3選

前回は絵を描きたいのに何も思いつかない場合に効果的な3つの方法について紹介しました。今回は逆にやる気が起きない場合の話をしようと思います。

目次

  1. やる気が起きない事で悩む理由
  2. 描きたい物が無い場合と同じ手段
  3. 体が活動モードになっていない?
  4. それでもダメなら最終手段
  5. まとめ

やる気が起きない事で悩む理由

というわけで今回は、やる気が起きない場合の話です。
もしあなたが、イラストや漫画を自分でも描いてみようと思い立ったばかりなら、今はやる気に満ち溢れているでしょうから、すぐには役に立たない内容です。しかし、人間は行動を開始してから時間が経つほど、やる気が落ちやすいように出来ています。この趣味を長く続けた場合、やる気が起きないタイミングがいずれ訪れるでしょう。そんな時に、この記事の内容を思い出して、描く事をやめないよう手助けになれば幸いです。

「意気揚々と始めたはずのイラスト・漫画作成という趣味だけど、どうも最近やる気が起きない。」
こんな気持ちになっていないでしょうか?
原因となっているのは何でしょうか?
中々上手くならない焦り、描きたいものがあるのに表現力が追いついていないもどかしさ、行動を起こすのがめんどくさい……
理由はいろいろあるでしょう。けれど、心のどこかで「描かなきゃ」という使命感のような気持ちもあるのではないでしょうか?
もし全く「絵を描こう」という気持ちが残っていないなら、やる気が起きないことが原因で悩むことは無いでしょう。

つまり、今現在のやる気が起きない状態というのは、長い目で見れば上下する感情の流れの1つに過ぎません。
たまたま、今はやる気が減っている。それだけです。

けれど、全く行動をしなければ更に気持ちが離れていってしまう可能性もあります。
それが心のどこかで分かっているからこそ、焦っているのではないでしょうか?

一番最初になぜ自分で絵を描きたいと思ったのかを思い出してみてください。
「”可愛い”を自分で作り出したい」
「自分の妄想を具現化したい」
「推しキャラの良さを世間に広めたい」
人それぞれ形は違うでしょうが、こんな気持ちがあったのではないでしょうか。

初心は思い出せましたか?
それでは具体的にやる気を起こす手段について紹介していきます。

描きたい物が無い場合と同じ手段

まずは前回紹介した内容と被る手段についてです。
とりあえず手を動かすという手段です。
人間は行動し始めてから、やる気が増すそうです。
5分で良いので紙とペンを用意して絵を描いてみましょう。

描きたいものが思いつかないですか?
では、ひたすら丸と四角と三角を描いてみましょう。
もちろん途中で違う絵を描きたくなったなら、そのまま落書きをしてもいいですし、描いている途中の絵を仕上げたくなったなら、それもいいでしょう。

とにかく、5分間ペンを動かしてみましょう。

……それでも、やる気が起きないですか?
日々忙しい現代社会ですから、もしかしたら疲れているのかもしれません。
無理をして続ける必要はありません。
たった5分、されど5分です。
少しでも行動できた自分を褒めてあげましょう。
そして明日も5分頑張ってみましょう。

体が活動モードになっていない?

5分ペンを動かすことすら出来ない場合、あなたの体は「休息モード」になっているのかもしれません。

人間の体は交感神経が優位になると活動的になり、副交感神経が優位になるとリラックスします。本来であれば日中は交感神経が優位になり、夜間や就寝時は副交感神経が優位になります。しかし、ストレスなどが原因で自律神経に乱れが生じている場合、このリズムが崩れてしまいます。もしかすると、このリズムの崩れが原因で、やる気が起きなくなっているのかもしれません。

つまりは副交感神経優位になっている状態で、体が「休息モード」になっているのかもしれません。

もし自律神経の乱れが原因の場合、睡眠時間を確保したり、就寝時間と起床時間を規則的にするなどの根本的解決が必要です。しかし、ただ単に寝起きだったりする場合は軽く運動するといいでしょう。目が覚めると同時にやる気も増すはずです。この場合の運動は筋トレなどの無酸素運動ではなく、ラジオ体操のような有酸素運動が効果的です。

それでもダメなら最終手段

一切描くことをやめます
最終手段です。
(実は猫さんも数回やったことがあります)
先述の方法で解決しない場合にのみ使用してください。

やる気には上下動がありますが、その幅は個人差が大きいです。
もしかしたら、あなたは熱しやすく冷めやすいタイプなのかもしれません。
理想は毎日描き続けることですが、所詮は趣味です。
続けていて辛いなら無理してまで続ける必要なんてどこにもありません。

完全に絵を描くことをやめます。
また描きたくなったら描けばいいのです。
趣味なんですから、自分の好きなようにすれば良いんです。

案外思いもしない他の分野の知識や技術が役に立っていて、久々に絵を描いたら上達を実感する、なんてこともあります。
(もちろん、絵を描くのが上達への一番の近道です。)

例として、最近猫さんはCGモデリングをしていたら絵の上達を実感しました。
以前より対象物を空間内の立体物として捉えやすくなりました。
他にも、カメラで写真を撮るようになってから、焦点を意識するようになったりしました。
絵と無関係な内容のことをしていても、「こういう表現をするにはどうしたらいいか?」という視点を持ち続けていると、思わぬ発見があります。

所詮は趣味なので、無理して嫌々続けるよりも、時々でも楽しみながら行う方が健全だと思います。

まとめ

とりあえずペンを5分動かすべしです。
そして、ペンを持つ気にもならないならラジオ体操すべしです。
どうしてもダメなら一旦ペンを置くというのも選択肢の1つです。

なにはともあれ、睡眠・食事・運動はイラストに限らず生活する上での全ての根幹を成しています。
健康あってこその趣味なので、まずは健康に過ごすことが最重要だと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は絵を描く際の鉛筆の使い方です。

絵を描きたいのに何も思いつかない場合に効果的な3つの方法

台風の影響でサバゲーが延期になり、意気消沈しています。
子猫2000です。

前回は描いたキャラを可愛く見せるのに重要な事は?という話をしました。イラストではパーツごとのバランスが大事という話です。今回は、モチベーションはあるのに、描くものが思いつかない場合の話をします。

目次

  1. 何か描きたいんだけど何も思いつかない
  2. インプットをしてみる
  3. 友達に聞いてみる
  4. とりあえず手を動かしてみる
  5. まとめ

何か描きたいんだけど何も思いつかない

「お絵描きしたい!!でも何も描きたいものが思いつかない……」
あなたは、こんな経験は無いでしょうか?猫さんは結構頻繁にありました。

以前絵を描くのに必要なスキルで書いたように、描いたら描いただけレベルアップしますので、そのモチベーションは是非活かしたいところですよね。ですが、実際のところ常に描きたいものがあるかというと、そうとも限らなかったりします。「模写とかすれば良いじゃん」と言う意見もごもっともなのですが、この場合それは求めている内容と違うわけです。あくまで作品として何か描き上げたい、そんな時に役立つ方法を紹介します。

インプットをしてみる

まずはオーソドックスな方法です。
描きたい(アウトプットしたい)物が無い場合、インプットが足りていない可能性があります。他の作品から刺激を受けたことで「あ、これ描きたい」や「この場面で違う展開になっていたら」のようなアイデアが沸くのは、よくある事なので、単純にインプットを増やしてみましょう。

イラストSNSで他人の絵を見たり、録画しておいたアニメを見たり、ペットと戯れたり……
方法は何でもokです。大事なのは自分の感情に波を起こすことです。
猫さんはよくアニメを見ているときに創作意欲を掻き立てられるので、何か描きたいけど何も思いつかない場合は、とりあえずアニメを見ます。
(話が飛びますが、最近だと「妹さえいればいい。」というアニメが、とても創作意欲を刺激してくれました。よければ見てみて下さい。重度の妹萌えなのに自分に妹がいない事に憤りラノベ作家となった若手作家の話です。)

「もっと上達に密接に結びつく内容が良い!」という向上心のある方には、可愛いポーズや、かっこいいポーズ、を検索して、出てきた写真や絵を参考に絵を描くことをオススメします。先述の妄想を膨らませる方法に比べて、最初からお手本となるポーズがあるので、初心者でも取り組みやすいメリットがありますし、具体的な資料が最初から用意できた状態で描けるので、ポージングの引き出しを増やすことにも繋がります。注意点として、絵柄にもよりますが一般的にイラストの体格や頭身はリアルとは違うので、写真を元に絵を描く場合その辺りのデフォルメが必要になってきます。練習としては効果的ですが、いきなり難しい方法に挑戦して挫折してしまっても勿体無いので、最初はアニメや漫画、イラストなどの絵を参考にすることをオススメします。

友達に聞いてみる

次に他人の力を借りる手段です。
描きたいものが思いつかないなら友達に聞いちゃいましょう!

自分が何か絵を描きたいと思っているんだけれど何を描こうか思いつかないのなら、他人の意見を聞いてみるのも効果的です。べつに一方的に聞き手に回っている必要は無く、そのままアニメ談義だったり、「可愛いとは?」みたいな議論に発展しても楽しいものです。そうやって意見を交わしているうちに一人で考えていたときには気づかなかった部分に気づいたりして、新しい推しキャラに気づく可能性もあります。そこまでくれば、もう後は自分の気持ちをイラストや漫画にぶつけるだけです。もちろんですが、参考資料集めは忘れずに。

とりあえず手を動かしてみる

最後に本命の手段です。
元々はネットで知った手段ですが、個人的には非常に効果的だと思った手法です。
元々の手段は「コピー用紙を30枚用紙し、ひたすら丸や四角、三角、直線などを描きまくる」というものです。
でも猫さんは正直30枚描けた事がないです。

理由は単純で、途中で横道にそれるからです。
そして、この手法の目的はそこにあります。
ペンを持って実際に手を動かしていると、最初は図形を綺麗に描こうとしているのですが、気づいたときには落書きが始まっています。
「この丸はメロンパンになりそう」だとか「あ、この四角のここにコレを追加したら……」という感じです。

もちろん無理して落書きする必要なんてありません。
30枚すべてひたすら図形を描けたなら、それはそれで凄いことです。それだけの集中力をあなたが持っていて、直線や曲線を描くのがそれだけ上手くなったということでもあるからです。絵の構成成分は結局のところ「曲線と直線」の2つだけなので、30枚描ききったその行動は無駄にはなりません。

この手段は人間のやる気の特性を利用した上手い方法だと思います。
「やる気は行動を始めてから増幅する」という特性があるからです。
また、「無意識に絵のハードルを下げる」という理由も考えられます。
「絵を描こう!」と意気込んでいる時こそ、無意識のうちに「クオリティの高いものを作ろう」と思い込んでいる可能性が高いです。けれど、絵の上達は数ヶ月~数年単位の長いスパンで起こるものなので、ちょっと描こうとしては納得がいかなくてやる気を失う、ということが容易に起こります。あまり難しく考えすぎずに、まずはペンを動かし始めることで、やる気を上げつつ、絵のハードルを下げることが出来ますので、是非行ってみてください。

そしてペンが乗ってきたらなんとなくキャラクターを描き始めます。大きく描こうとするとバランスが取りづらくなるので、小さめに色々なポーズを書いてみましょう。ここでは無理して綺麗に描く必要はありません。あくまで「アイデア出しをしているんだ」という意識で気軽に行いましょう。そして、気に入ったポーズなどがあれば、こんどは別の紙にそのポーズを無理の無い大きさで描いてみてください。恐らく小さく描いた段階では気にならなかった部分にも、気になる部分が出てくると思います。この段階で初めて資料を探し、清書に移ってください。

まとめ

絵を描きたいというモチベーションはあるのに、何を描いたらいいのか思いつかない場合の対策はどうでしたか?
繰り返しになりますが、描いた分だけ関連スキルが上達します。
今あなたがモチベーションに溢れているのなら、是非その気持ちを成長に繋げていただきたいです。

それでは今回はこの辺で終了します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回はやる気が起きない時の対処法3選です。