ペンタブに紙を貼ってみよう

前回は5分で線画と色を馴染ませるグロー効果のかけ方について紹介しました。特殊効果は簡単に使用できて見栄えが大きく変化するので是非試してみてください。
今回はペンタブの描きやすさを上げる裏技的Tipsの紹介です。
まぁ、タイトルにあるとおり紙を貼るだけなのですが、人によっては効果絶大なので是非試してみてください。

目次

  1. 用意するもの
  2. 手順
  3. あとがき

用意するもの

というわけでまずは用意するものですが、

  • セロハンテープ
  • ペンタブの描画範囲より大きいコピー用紙
  • いつも使っているペンタブ

だけです。
注意点としてwacom製のペンタブの場合は紙を貼っても動作に影響はありませんが、他社製のペンタブの場合動作方式の違いからペンが反応しない可能性もあります。
実際に紙を挟んで試し描きしてみて、反応しない場合はこの方法は使えません。

あと当たり前ではありますが、液タブ(液晶タブレット)にもこの方法は使えません。
画面が見えなくなってしまうので。

手順


というわけで完成イメージです。
ペンタブの描画面より少し大きめに紙をカットして、四隅をセロハンテープで貼り付けるだけです。
貼り付ける際はシワができないように斜めの対角線部分からテープを貼っていくといいです。
例)左上 → 右下 → 右上 → 左下

使っていると段々表面がツルツルになり、シワが出てくるので、定期的に交換してください。

あとがき

使用感についてですが、摩擦が高くなるため実際に紙にシャーペンで絵を描いている感覚に近くなります。
一方で手元を見ながらペンを動かすのではなく、画面を見ながらペンを動かすというペンタブ特有の問題は解決していないため、人によっては全く効果を実感できない場合もあるようです。
猫さんは、ペンタブを数年使ってからこの方法を知りました。そのため、画面を見ながらペンを動かす点については既に問題なく、ペンを動かした際の摩擦の違いに悩まされていた事もあり、この方法を取り入れてからペンタブでの描きやすさが格段に上がりました。
紙とセロハンテープならどの家にもあるでしょうから、ペンタブの描き辛さに悩まされている方は是非試してみてください。

以上で、今回は終了です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

5分で線画と色を馴染ませるグロー効果のかけ方

コミケ1日目ですね、今年は猛暑なので薄い本は委託で購入予定の子猫2000です。

前回は5分でイラストの見栄えを良くするディフュージョン効果のかけ方について紹介しました。
今回はイラスト全体を発光させるグロー効果について紹介します。
前回と同様にイラスト用フリーソフトFireAlpacaで作業を行っていきます。

目次

  1. 完成イメージ
  2. 手順
  3. あとがき

完成イメージ


まずは元絵と完成後の比較から。
左が元絵で、右がグロー効果をかけた後です。イラストが全体的に光っているように見えるかと思います。

手順


具体的な手順について解説していきます。
まずは元絵(画像ではbaseレイヤー)を複製します。
分かりやすいように、複製後のレイヤーに「グロー効果」と名前をつけました。


複製したレイヤーを選択した状態で、画面上部のメニューからレベル補正を選択します。


レベル補正では画面上部のバーの左端にある矢印を右側に移動させてください。
移動量は図を参考に。厳密に考えず、大体で大丈夫です。


というわけでレベル補正を行うと、こんな感じになったと思います。
「うわっ私の絵、暗すぎ!?」
暗すぎくらいでちょうどいいです。


暗くしたレイヤーを選択したまま、画面上部のメニューよりガウスぼかしを選択します。
今回は5.01でぼかしをかけました。この辺はお好みで調整してください。


ガウスぼかしをかけた後はこんな感じになったかと思います。


最後に、ガウスぼかしをかけたレイヤーを選択して、レイヤーモードをスクリーンに変更します。

以上で作業手順は終了です。
おつかれさまでした。

あとがき

グロー効果はいかがでしたか?
当初、「グロー効果なら既にPixivに講座もあるし書かなくてもいいかな?」とも思ったのですが、Google検索したところFireAlpacaを使用した講座で間違った内容のものが一番最初に出てきたため「書かねば(使命感)」となり紹介しました。前回紹介したディフュージョン効果と違って、元絵と色味が若干変化してしまうため、猫さんは最近はあまりグロー効果は使用していません。しかし、絵柄によってはディフュージョン効果よりグロー効果の方が合うので、あなたの絵柄に合うと思った方を使用してください。
もちろん、両方使用しても問題ありません。その際はディフュージョン効果をかけてから、グロー効果をかけると良いと思います。

以上で今回は終了です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回はペンタブに紙を貼ってみようについて紹介します。

5分でイラストの見栄えを良くするディフュージョン効果のかけ方

前回はもう迷わない!影色の選び方について紹介しました。今回はお手軽に完成した絵の見栄えをよくするテクニックとしてイラスト用フリーソフト「FireAlpaca」を使用して「ディフュージョン効果」のかけ方を紹介します。

目次

  1. 完成イメージ
  2. 手順
  3. あとがき

完成イメージ

というわけでまずは完成イメージから。(画像をクリックするとフルサイズ表示されます。)

左がディフュージョン効果をかける前、右がかけた後です。
元絵に比べて線画と色がなじみ、光が当たっている部分がより自然になっていることが分かると思います。
今回はこの特殊効果のかけ方をFireAlpacaを使用しながら紹介します。

手順


というわけで作業を行っていきます。
完成した絵の全レイヤーを統合したものが画像内の”base”レイヤーです。
まずは“base”レイヤーを複製し、レイヤーモードを「乗算」に変更します。


乗算レイヤーが作成できたら、もう一枚”base”レイヤーを複製します。


その後、最初に作成した乗算レイヤーを選択し、複製したbaseレイヤーに統合します。


レイヤー統合が上手くできていれば、図のようにレイヤーモードが”通常”である元画像よりも暗めなレイヤーが完成しているはずです。


続いて、上記手順で作成した元画像より暗めなレイヤーを複製し、レイヤーモードを「スクリーン」に変更します。


スクリーンレイヤが作成できたら、再び元画像(baseレイヤー)を複製します。


複製した元画像を全レイヤーの一番上に移動させ、レイヤーモードを「比較(明)」に変更します。


「スクリーン」レイヤーを選択し、画面上部のメニューより「ガウスぼかし」をかけます。
強さはお好みですが、猫さんは今回”4.06″でかけました。
あまりぼかしすぎても良くないと思うので、ほどほどにお好みの値でぼかしてください。


ちょっと元画像より明るくなりすぎていると感じたため、“スクリーン”レイヤーを選択し、不透明度を75%まで下げました。
この辺もお好みで数値をいじってみてください。

おつかれさまでした!
以上でディフュージョン効果は終了です。

あとがき

ディフュージョン効果はいかがでしたか?
簡単な手順のため5分程度でかけられる特殊効果ですが、明度の差(コントラスト)がついた絵ほど効果は絶大です。
こういった特殊効果を簡単にかけられる事はデジタル絵特有のメリットなので、是非使ってみてください。

次回は5分で線画と色を馴染ませるグロー効果のかけ方を紹介します。

もう迷わない!影色の選び方

今日は秋葉原でエアガンショップめぐりをしたせいで足が痛いです。
子猫2000です。

前回はイラスト用のペイントソフトは何を使えばいい?という記事でイラスト用ソフトについて紹介しました。
今回は猫さんが色塗りをする際にどうやって色を選んでいるか、の話をします。
色塗り講座やメイキングは多いですが、色の選び方に言及しているものってほとんど見かけない気がしますので、デジタル絵を描いていて「どうやって色を選んだらいいの!?」とお困りの方の役に立てば幸いです。

目次

  1. 目立たせたい色はRGBのいずれかを255にする
  2. 反射率高めにしたい物は山なりのカーブにする
  3. 反射率低めにしたい物は谷形のカーブにする
  4. まとめ

目立たせたい色はRGBのいずれかを255にする

まずは基本の話から。
色を使用するときは「メインカラー:サブカラー:アクセントカラー = 7:2.5:0.5」の比率で色を選ぶと、全体的にまとまりが出ます。
これは厳密にあわせる必要はないので、大体意識する程度で大丈夫です。

そして、色を塗る際には「ベースカラー」「影色」「ハイライト」などを塗っていくことになるわけですが、今回の話は「ベースカラー」についてです。
絵の中で目立たせたい部分の「ベースカラー」はRGB値のいずれかが255(MAX:パーセンテージ表示の場合100%)になるよう色を選択してください。

たとえば猫さんが今描いている途中のこの絵では、キャラクターの肌色を一番目立たせようと考えたので、肌色のRGB値が(255,235,191)となっています。

気をつけて欲しいのは、何でもかんでも255(MAX)にしないことです。
この手法は、人間の視線が自然と明るい箇所に吸い寄せられる事を利用しているので、一部だけ明るくすることで見る人の視線を誘導しています。しかし、絵全体が明るい状態だと見ている人の視線を誘導することが出来ません。明るさは暗い部分があって初めて成立するということを意識の片隅に置いておくよう心がけてください。

猫さん自身が過去にそうだったのですが、絵全体を明るくしてしまうとパっと見は綺麗に見えるのですが、絵が軽く見えてしまいます。色塗りが上手な人ほど効果的に明暗を使いこなしているので、他人のイラストを見るときに意識して「どこを暗くして、どこを明るくしているか?その意図は何か?」を考えると上達につながります。

反射率高めにしたい物は山なりのカーブにする

つぎに紹介するのは影色の選び方です。
なお、ここで紹介する影色の選び方は、レイヤー効果「通常」のまま影色を塗ることを想定しています。
乗算などで塗ってしまうと、せっかく選んだ色と違う色になってしまうので注意してください。

<肌ベース色>

というわけで、まずは反射率高めにしたい物質の影色についてです。
具体的には「肌」「髪」「金属」などです。

<色相>

色相(画像内:外側の円)を青色側にずらしつつ、

<明度(縦軸)と彩度(横軸)>

明度(画像内:内側の正方形の縦軸)を緩やかに下げながら、彩度(画像内:内側の正方形の横軸)を上げてください。

これだけです。
ね、簡単でしょ?

色相のずらし幅は自分が表現したい色によって変わります。猫さんの場合、大体ベース色と3影を比較して10~30度くらい動かすことが多いです。
ベース色を選んだ後、1影の色を選ぶ際は、特に色相のずらし幅が大きくなるように意識しています。

反射率低めにしたい物は谷形のカーブにする

続いて反射率低めにしたい物ですが、こちらは谷形のカーブを意識してください。
上述のとおり、ここで紹介する影色の選び方は、レイヤー効果「通常」のまま影色を塗ることを想定しています。
乗算などで塗ってしまうと、せっかく選んだ色と違う色になってしまうので注意してください。

<髪留めベース色>

こんどは髪留めです。
布製品だと思うので、反射率は低めになると考えました。

<色相、明度、彩度>

基本的に色を拾う際に意識する曲線の形が変わるだけで、他は一緒です。
なので、影色は青に近づけた色を選択してください。

まとめ

いかがでしたか?

  • 目立たせたい色はRGBのいずれかを255(MAX)にする
  • 影色は、反射率高めの物質なら山形カーブを意識する
  • 反射率低めの物質なら谷形カーブを意識する


以上3点を意識していただければ、色選びで迷うことは無くなるはずです。
上記の内容を参考に色塗りを楽しんでください。

次回は5分でイラストの見栄えを良くするディフュージョン効果のかけ方について紹介します。

イラスト用のペイントソフトは何を使えばいい?

ここ2~3ヶ月ほど規則正しい生活をしていた影響か、土日でも平日と同じ時間に目が覚めます。
子猫2000です。

前回は自然な落ち影の塗り方について紹介しました。今回はイラスト用ソフトについて紹介します。

いざデジタルイラストを描こうと思ったらソフトにも色々な選択肢があり、右も左も分からない状態ではどれを選べば良いのか分からなくなってしまうかと思います。
今回は猫さんが知っている範囲でイラスト用ソフトの特徴と傾向について紹介します。
参考にしつつ自分の目指している方向性のイラスト用ソフトを選んでみてください。

目次

  1. イラスト用ソフトには3種類ある
  2. 画像編集系イラストソフト
  3. ペイント系イラストソフト
  4. ベクタ系イラストソフト
  5. まとめ

イラスト用ソフトには3種類ある

いきなり見出しと違うことを言いますが、厳密にはラスタ形式とベクタ形式の2種類に分かれます。

  • ラスタ形式:画像を点(ドット)の集合で表現する
  • ベクタ形式:画像を数式の集合で表現する

ですが、初心者は上記の内容は忘れてもらって良いです。
一般的に使用するのはラスタ形式の方なので。

で、猫さんの独断と偏見でイラスト用ソフトを分類すると、大まかに3種類に分かれます。

  • 画像編集系イラストソフト
  • ペイント系イラストソフト
  • ベクタ系イラストソフト


上記2種類がラスタ形式で、3つ目は文字通りベクタ形式です。

画像編集系イラストソフト

  • Photoshop
  • GIMP


「フォトショップ」という単語は一般の方にも聞き覚えがあるんじゃないかと思います。そうです、あのフォトショップです。
これら画像編集系のソフトは写真などの編集を行うのが本来の目的ですが、一部イラストレーターなどは色塗りの段階で好んで使用するようです。特徴は「使用難易度が高め」「色調補正や元画像を元にした編集が高機能」という辺りかと思います。
ちなみにフォトショップはお値段もとても高いですが、GIMPは無料です。ただし、使用難易度という観点から見ると両者ともハードルが高いと感じました。
正直イラスト中級者以上になってから使用を考えれば良いのではないかと思います。

ペイント系イラストソフト

  • SAI
  • CLIP STUDIO PAINT
  • FireAlpaca


続いて紹介するのは本命のペイント系イラストソフトです。
Windows標準で「ペイント」というソフトが入っていますが、アレの機能拡張版と捉えていただければ大体合っています。
デジタルイラストを描く場合、一般的にはこれらのソフトを使うことになると思います。
それぞれの特徴について軽く触れていきます。

まず“SAI”について。
おそらく日本のイラスト業界で圧倒的シェアを誇るSAIの特徴は「軽快な線画作業」だと思います。レイヤーの種類もイラストに必要なものは大抵そろえていますが、「ガウスぼかし」などの特殊効果に使用する機能は不足しがちです。「みんなが使っているソフトが良い!」という方は、とりあえず”SAI”を使っておけば良いでしょう。

次に“CLIP STUDIO PAINT”について。
こちらは「ブラシやユーザーを補助する機能が豊富」です。SAIよりも使用ユーザーは少ないと思われますが、その便利さから根強いファンが多いです。前身は「Illust Studio」と「ComicStudio」というソフトの2種類で、それぞれの特徴を受け継いでいるため、漫画製作を行う方に特にオススメです。

最後に“FireAlpaca”について。
こちらは系統としてはSAIに近いですが、特殊効果に使用する機能などが比較的多く、代わりに線画関連の機能が比較的少ないイメージです。驚くべきは有料製品レベルのクオリティなのに「フリーソフト」ということです。起動時に広告ウィンドウが表示されますが、たったそれだけ。「使用中に広告が出てきて邪魔!」なんてことはありません。線画作業より色塗りに重点をおきたい場合はFireAlpacaをオススメします。

ベクタ系イラストソフト

  • Illustrator


最後に紹介するのはベクタ系イラストソフトです。
といっても、あまり詳しくないですが……
特徴は「慣れると作業速度がめちゃくちゃ速くなる」「画像サイズを変えても劣化が起こらない」という辺りかと思います。最近有名な「いらすとや」はこの形式のソフトを使っているんじゃないかと言われていたりします。

まとめ

イラスト初心者はとりあえずFireAlpaca使えばいいです(暴論
それはまぁ言いすぎだとしても、無料なのに有料製品レベルのクオリティなので、とりあえず使ってみると良いと思います。そのほかの有料ソフトも無料体験版が存在したりしますので、「いや、私はFireAlpacaじゃなくてSAIが良い!」という人は、まず体験版を使用してみると良いと思います。SAIやCLIP STUDIOはお値段も良心的ですし、体験版で気に入ったらとりあえず買ってしまって良いと思います。
だが、フォトショップお前はダメだ()
学生の場合、フォトショップを通常よりかなり安く購入できるプランがあったりしますので、「もうすぐ学生じゃなくなるー!」という方は購入を検討するのも良いかもしれません。(でもやっぱり高いです

あなた好みのソフトは見つかりましたか?
少しでもイラストソフト選択の参考になれば幸いです。

次回はもう迷わない!影色の選び方について紹介します。

自然な落ち影の塗り方

普段は引きこもっているのに、2日連続で登山とサバゲーなんてしたせいか風邪をひきました。
子猫2000です。

お絵かき未経験者向けの話もまだまだ続くんですが、いつまで経っても技術的な話に入れないので、
今日はイラストの技術的な話をします。
今回の対象読者は既にお絵かきをしていて、色塗りのコツを知りたい初心者です。

なお、解説手順は猫さんが愛用しているフリーのお絵かきソフト”FireAlpaca”の画面で進めていきますが、
一般的なイラスト用ソフトなら同様のことが出来ると思います。

目次

  1. 落ち影の塗りについて
  2. 作業手順
  3. ベタ塗りとの比較

落ち影の塗りについて

というわけで記念すべき1回目のお絵かきの技術講座は落ち影の塗りについてです。
今回紹介する落ち影の塗りは、パッと見だと何が違うのか気づかないけれど、
スポイトで色を拾ってみると何が違っていたのか判明するタイプの技術です。
使用することによるメリットは「絵が重くならずにメリハリをつけられる事(明るく見える)」です。

といっても、何をやっているか分かってしまえば単純です。
ただのグラデーションです。
影の境界線付近は色を暗くして、境界線から遠い箇所の影は明るくする。
今回紹介するのはそんな塗り方です。

作業手順

それでは具体的な作業に入っていきましょう。
今回はちょうど描きかけの絵があったので、そちらの画面を使用して「白目」の部分に瞼(まぶた)の落ち影を塗っていきます。


まずレイヤー構成はこんな感じです。
ベースに白目を塗る範囲だけ塗ってあるベース色のレイヤー(画像内名称:”白目”)
ベース色レイヤーの上に1影(1つめの影の意味です)用のレイヤー(画像内名称:”1″)
が配置してあります。
画像には写っていませんが、既にベース色も、1影も塗ってあります。


そこに2影用の新規レイヤーを追加します。
(レイヤーウィンドウの左下から新規追加できます。)
2影用のレイヤーを追加したら、ブレンド方法を「乗算」にして、
「クリッピング」にチェックを入れてください。


2影用のレイヤーを追加したら、今度は1影レイヤーのクリッピングを解除します。
今回の猫さんが描いた画像のように、1影が白目のベースからはみ出すように塗っていた場合、はみ出した状態になるはずです。


それでは2影を塗っていきます。
ブラシはFireAlpacaに標準で付属している「エアブラシ」で、
ブラシコントロールから濃度(2本あるバーのうち下側のバー)を5パーセント程度にしてください。
ブラシサイズはキャンバスサイズによって必要な数値が変わってしまうので、
数値ではなく画像内のブラシサイズと1影(白目の上方の灰色に塗ってある部分)のサイズ比を参考に、適当な値になるよう調整してください。
具体的には2影として塗りたい範囲の縦と横の長さのうち、より短い側(今回なら目の影なので、縦幅が短い)の長さより気持ち少し大きめの筆のサイズが良いです。


ブラシ設定ができたら画像の赤枠で囲ったあたり(影の境界線)を3回ほど軽くこする感じで塗りましょう。
塗り終わったら、まずは2影レイヤーを1影レイヤーに結合します。

2影レイヤーを選択した状態で、画像のボタンを押すと1影レイヤーに結合されます。

結合できたら、1影レイヤーの「クリッピング」に再度チェックを入れます。

はい、完成!!
ね、簡単でしょ!!

ベタ塗りとの比較


正直ぱっと見ただけだと気づかないと思いますが、スポイトで色を拾ってみると違いは明らか。
落ち影(なにかで光が遮られてできる影)をこの方法で塗ると、
絵全体としての明るさを落とさないまま、色の幅を増やしつつ、メリハリをつける事が出来ます。
つまりは猫さんが大好きな「オーバーレイ」というレイヤー効果と非常に相性が良いわけです。

以上で今回の内容は終了です。
落ち影をグラデーションにする塗り方、是非使ってみてください。

次回はイラスト用のペイントソフトは何を使えばいい?です。