ペンタブに紙を貼ってみよう

前回は5分で線画と色を馴染ませるグロー効果のかけ方について紹介しました。特殊効果は簡単に使用できて見栄えが大きく変化するので是非試してみてください。今回はペンタブの描きやすさを上げる裏技的Tipsの紹介です。

まぁ、タイトルにあるとおり紙を貼るだけなのですが、人によっては効果絶大なので是非試してみてください。

“ペンタブに紙を貼ってみよう” の続きを読む

5分で線画と色を馴染ませるグロー効果のかけ方

コミケ1日目ですね、今年は猛暑なので薄い本は委託で購入予定の子猫2000です。前回は5分でイラストの見栄えを良くするディフュージョン効果のかけ方について紹介しました。
今回はイラスト全体を発光させるグロー効果について紹介します。前回と同様にイラスト用フリーソフトFireAlpacaで作業を行っていきます。

“5分で線画と色を馴染ませるグロー効果のかけ方” の続きを読む

5分でイラストの見栄えを良くするディフュージョン効果のかけ方

前回はもう迷わない!影色の選び方について紹介しました。今回はお手軽に完成した絵の見栄えをよくするテクニックとしてイラスト用フリーソフト「FireAlpaca」を使用して「ディフュージョン効果」のかけ方を紹介します。

目次

  1. 完成イメージ
  2. 手順
  3. あとがき

完成イメージ

というわけでまずは完成イメージから。(画像をクリックするとフルサイズ表示されます。)

左がディフュージョン効果をかける前、右がかけた後です。
元絵に比べて線画と色がなじみ、光が当たっている部分がより自然になっていることが分かると思います。
今回はこの特殊効果のかけ方をFireAlpacaを使用しながら紹介します。

手順


というわけで作業を行っていきます。
完成した絵の全レイヤーを統合したものが画像内の”base”レイヤーです。
まずは“base”レイヤーを複製し、レイヤーモードを「乗算」に変更します。


乗算レイヤーが作成できたら、もう一枚”base”レイヤーを複製します。


その後、最初に作成した乗算レイヤーを選択し、複製したbaseレイヤーに統合します。


レイヤー統合が上手くできていれば、図のようにレイヤーモードが”通常”である元画像よりも暗めなレイヤーが完成しているはずです。


続いて、上記手順で作成した元画像より暗めなレイヤーを複製し、レイヤーモードを「スクリーン」に変更します。


スクリーンレイヤが作成できたら、再び元画像(baseレイヤー)を複製します。


複製した元画像を全レイヤーの一番上に移動させ、レイヤーモードを「比較(明)」に変更します。


「スクリーン」レイヤーを選択し、画面上部のメニューより「ガウスぼかし」をかけます。
強さはお好みですが、猫さんは今回”4.06″でかけました。
あまりぼかしすぎても良くないと思うので、ほどほどにお好みの値でぼかしてください。


ちょっと元画像より明るくなりすぎていると感じたため、“スクリーン”レイヤーを選択し、不透明度を75%まで下げました。
この辺もお好みで数値をいじってみてください。

おつかれさまでした!
以上でディフュージョン効果は終了です。

あとがき

ディフュージョン効果はいかがでしたか?
簡単な手順のため5分程度でかけられる特殊効果ですが、明度の差(コントラスト)がついた絵ほど効果は絶大です。
こういった特殊効果を簡単にかけられる事はデジタル絵特有のメリットなので、是非使ってみてください。

次回は5分で線画と色を馴染ませるグロー効果のかけ方を紹介します。

もう迷わない!影色の選び方

今日は秋葉原でエアガンショップめぐりをしたせいで足が痛いです。
子猫2000です。

前回はイラスト用のペイントソフトは何を使えばいい?という記事でイラスト用ソフトについて紹介しました。
今回は猫さんが色塗りをする際にどうやって色を選んでいるか、の話をします。
色塗り講座やメイキングは多いですが、色の選び方に言及しているものってほとんど見かけない気がしますので、デジタル絵を描いていて「どうやって色を選んだらいいの!?」とお困りの方の役に立てば幸いです。

目次

  1. 目立たせたい色はRGBのいずれかを255にする
  2. 反射率高めにしたい物は山なりのカーブにする
  3. 反射率低めにしたい物は谷形のカーブにする
  4. まとめ

目立たせたい色はRGBのいずれかを255にする

まずは基本の話から。
色を使用するときは「メインカラー:サブカラー:アクセントカラー = 7:2.5:0.5」の比率で色を選ぶと、全体的にまとまりが出ます。
これは厳密にあわせる必要はないので、大体意識する程度で大丈夫です。

そして、色を塗る際には「ベースカラー」「影色」「ハイライト」などを塗っていくことになるわけですが、今回の話は「ベースカラー」についてです。
絵の中で目立たせたい部分の「ベースカラー」はRGB値のいずれかが255(MAX:パーセンテージ表示の場合100%)になるよう色を選択してください。

たとえば猫さんが今描いている途中のこの絵では、キャラクターの肌色を一番目立たせようと考えたので、肌色のRGB値が(255,235,191)となっています。

気をつけて欲しいのは、何でもかんでも255(MAX)にしないことです。
この手法は、人間の視線が自然と明るい箇所に吸い寄せられる事を利用しているので、一部だけ明るくすることで見る人の視線を誘導しています。しかし、絵全体が明るい状態だと見ている人の視線を誘導することが出来ません。明るさは暗い部分があって初めて成立するということを意識の片隅に置いておくよう心がけてください。

猫さん自身が過去にそうだったのですが、絵全体を明るくしてしまうとパっと見は綺麗に見えるのですが、絵が軽く見えてしまいます。色塗りが上手な人ほど効果的に明暗を使いこなしているので、他人のイラストを見るときに意識して「どこを暗くして、どこを明るくしているか?その意図は何か?」を考えると上達につながります。

反射率高めにしたい物は山なりのカーブにする

つぎに紹介するのは影色の選び方です。
なお、ここで紹介する影色の選び方は、レイヤー効果「通常」のまま影色を塗ることを想定しています。
乗算などで塗ってしまうと、せっかく選んだ色と違う色になってしまうので注意してください。

<肌ベース色>

というわけで、まずは反射率高めにしたい物質の影色についてです。
具体的には「肌」「髪」「金属」などです。

<色相>

色相(画像内:外側の円)を青色側にずらしつつ、

<明度(縦軸)と彩度(横軸)>

明度(画像内:内側の正方形の縦軸)を緩やかに下げながら、彩度(画像内:内側の正方形の横軸)を上げてください。

これだけです。
ね、簡単でしょ?

色相のずらし幅は自分が表現したい色によって変わります。猫さんの場合、大体ベース色と3影を比較して10~30度くらい動かすことが多いです。
ベース色を選んだ後、1影の色を選ぶ際は、特に色相のずらし幅が大きくなるように意識しています。

反射率低めにしたい物は谷形のカーブにする

続いて反射率低めにしたい物ですが、こちらは谷形のカーブを意識してください。
上述のとおり、ここで紹介する影色の選び方は、レイヤー効果「通常」のまま影色を塗ることを想定しています。
乗算などで塗ってしまうと、せっかく選んだ色と違う色になってしまうので注意してください。

<髪留めベース色>

こんどは髪留めです。
布製品だと思うので、反射率は低めになると考えました。

<色相、明度、彩度>

基本的に色を拾う際に意識する曲線の形が変わるだけで、他は一緒です。
なので、影色は青に近づけた色を選択してください。

まとめ

いかがでしたか?

  • 目立たせたい色はRGBのいずれかを255(MAX)にする
  • 影色は、反射率高めの物質なら山形カーブを意識する
  • 反射率低めの物質なら谷形カーブを意識する


以上3点を意識していただければ、色選びで迷うことは無くなるはずです。
上記の内容を参考に色塗りを楽しんでください。

次回は5分でイラストの見栄えを良くするディフュージョン効果のかけ方について紹介します。

イラスト用のペイントソフトは何を使えばいい?

ここ2~3ヶ月ほど規則正しい生活をしていた影響か、土日でも平日と同じ時間に目が覚めます。子猫2000です。前回は自然な落ち影の塗り方について紹介しました。今回はイラスト用ソフトについて紹介します。

いざデジタルイラストを描こうと思ったらソフトにも色々な選択肢があり、右も左も分からない状態ではどれを選べば良いのか分からなくなってしまうかと思います。今回は猫さんが知っている範囲でイラスト用ソフトの特徴と傾向について紹介します。参考にしつつ自分の目指している方向性のイラスト用ソフトを選んでみてください。

“イラスト用のペイントソフトは何を使えばいい?” の続きを読む

自然な落ち影の塗り方

普段は引きこもっているのに、2日連続で登山とサバゲーなんてしたせいか風邪をひきました。子猫2000です。

お絵かき未経験者向けの話もまだまだ続くんですが、いつまで経っても技術的な話に入れないので、今日はイラストの技術的な話をします。今回の対象読者は既にお絵かきをしていて、色塗りのコツを知りたい初心者です。

なお、解説手順は猫さんが愛用しているフリーのお絵かきソフト”FireAlpaca”の画面で進めていきますが、一般的なイラスト用ソフトなら同様のことが出来ると思います。

“自然な落ち影の塗り方” の続きを読む