友人には「釣りで筋肉痛なんてならんやろwww」と笑われましたが、案の定全身筋肉痛になりました。子猫2000です。
筋肉痛が辛いので、お布団の中からお送りしております。いやー、スマホからブログ更新できるとか、便利な世の中ですねー()
というわけで、昨日11/21(土)にまたまた釣りに行ってきました。場所は前回同様に東京ビッグサイト裏の有明西ふ頭公園です。今回は友人5人と一緒に計6人での釣行です。子猫2000はこの日が楽しみすぎて2日前から寝不足という遠足前の小学生現象を起こしていました。果たして子猫2000の新品ほやほやアジングタックルで魚は釣れたのでしょうか……!?
まずは腹ごしらえ
何はともあれ、腹が減っては戦ができぬ。ということで、2日前から釣りが楽しみすぎて寝不足気味の子猫2000は友人達と新橋で待ち合わせ、豚大学にてお昼ご飯を食べました。
なぜ新橋かというと、ゆりかもめの始発駅で、かつ上州屋が駅前にあって餌が購入できるから、という非常に合理的な理由からです。今後の電車釣行時に非常にお世話になる予感がします。ただ、1つ問題があるとすれば、新橋の上州屋の開店時間が遅い(10時開店)ことですね。朝から釣りをするのには向かないです。
友人K(サバゲー時に大量の銃を持ってくる通称、武器商人)氏が車移動だったのですが、「誰か乗る?」とのことで拾ってもらい一緒に新橋に向かう子猫2000。11時に集合予定だったのですが、三連休初日ということもあり道路が渋滞しており、到着が11時30分近くになってしまいました。
先に新橋に到着していた友人一向は上州屋にいるとのことで、店内にて合流。私を釣り沼に引き込んだ友人F氏が、色々な仕掛けについて釣り初心者の友人達へ解説しているところでした。その後、アオイソメやら仕掛けやらを購入し、一旦車に荷物を置き、いざ豚大学に入学!!……と思ったところで、友人F氏から衝撃の発言。
友人F「あ、俺もう仕事だから出るわ。豚大学行ってると間に合わないし……」
な、なんやて工藤!? ほんまか!?
……
……
……
……ほんまでした。
釣具を持っていない人用の釣具を友人K氏(武器商人)の車に移し、友人F氏は休日出勤という過酷な戦いへと身を投じて行きました。
肝心の豚大学ですが、しっかりと肉の旨味を感じられる厚みにカットされた豚肉に、程よいお焦げがつき、甘辛ソースを絡めてどんぶりに盛った物でした。美味! 新橋上州屋と同じビル内にあるので、機会があればまた是非食べにきたいと思いました。
そして我らが聖地へ
そして、やってきましたわれらが聖地、東京ビッグサイト……の隣の有明西ふ頭公園。
今回は、前回の友人S氏との強行釣行時よりも少し奥のポイントに陣取りました。釣り禁止の船着き場まであと20~30mくらいの位置で、有明西ふ頭公園の端っこの方です。
釣り座に着くやいなや、友人K氏(武器商人)はレジャーシートを広げて荷物を置き、キャンプ用の椅子を展開!! ……ピクニック気分全開じゃないですか、やだー(笑
なお、この日は以下のメンバーで釣行しました。子猫2000と愉快な仲間たち()
- 子猫2000:放課後ていぼう日誌を見て釣り行きたいなぁ、と友人Fに呟いたところそのまま釣りに連行されて、無事に釣り沼に叩き落された。最近アジングロッドを購入した。「ウキ釣りなら任せろー(バリバリ」
- 友人K(武器商人):川釣りなら子供のころからよくやってた! 海? 知らん! サバゲー時に大量の銃器を持ってくることから、仲間内で「武器商人」と呼ばれている。「物置の奥に海釣り道具あったわ~」
- 友人K(エロマス):昔海釣りしたことがあったので、釣り竿もリールもあった。子猫2000をコミケに誘って同人沼に突き落とした張本人。ギャルゲ・エロゲに深く通じていることから仲間内で「エロゲマスター」と呼ばれている。「海釣り? めっちゃ久しぶりなんだけどwww」
- 友人K(まとも):仲間内での圧倒的釣りブームに乗り遅れまいと参戦。今回が初めてといっても過言ではないレベルでの初心者。なお
頭おかしい奴らだらけの子猫2000の友人達の中で一番まとも。「釣りで、ほんとに魚って釣れるの? 釣れたことないんだけど……」 - 友人S:放課後ていぼう日誌を見て釣り行きたいなぁ~……からの実際に釣りをして沼にはまるコンボを決めたもう一人。前回、釣具屋に行くだけだったはずがそのまま釣りに行く流れを作った張本人。仲間内では、沼にはまると沈む速度が速いことで有名。「オレ、自転車沼の時もこんな感じだったわ」
- 友人F:ちょくちょく海釣りに行く人。子猫2000を釣り沼に叩き落した張本人。今回は休日出勤のため途中参戦だが、友人K(まとも)のために釣り具を貸出す。「釣った魚は美味しく食べる」がモットー。「釣りに調理器具持っていくのは常識だろ、ほら焼いたから食え!」
イニシャルにすると「K」が多すぎる問題!!
あいにくながら、仲間内での釣りブームの火付け役である友人F氏は休日出勤のため途中参戦。釣りのこと全く分からない、という友人K(まとも)のサポートは子猫2000が行いました。海釣り道場で学んだ知識が役に立つぞ~わっはっは~。
とりあえず、友人K(まとも)にどんな釣りをしたいか聞いてみると「大物じゃなくて小物で良いからとりあえず何か釣りたい!」とのこと。よし、ならばサビキ釣りだ! ということで、大物用の投げサビキではなく、小物用のシンプルな下かご式サビキ仕掛けを作成。休日出勤の友人F氏のレンタル道具・仕掛けセットから作成したのですが、仕掛けの種類が「ぶっこみ」「投げサビキ」「サビキ」「ルアー」と色々用意されており、沼に叩き落す気満々だな、と思いました。
ビギナーズラック? いいえ、実力です。
サビキ仕掛けセットが用意されていたので、特に苦も無く仕掛けの作成が完了し、友人K(まとも)に手渡します。ひとまずサビキ仕掛けの使い方を教えようと思い、一足早く釣りを開始していた友人K(エロマス)の隣で仕掛けをゆっくり海中に落とすよう伝えます。
そうです、こんなこともあろうかと海釣り道場のサビキ仕掛けの記事を読んで予習済みなのです。サビキなら任せろーーー(バリバリ
子猫2000「で、ゆっくり落としていって、底についてる時と、浮いてる時の違いを竿で感じて……」
友人K(まとも)「……うーん、よく分からない???」
子猫2000「今、めっちゃ糸余ってるから、恐らく底についているはず。ゆっくりリール巻いてみて」
カリカリカリ……
子猫2000「どう? 今は浮いてると思うけど……?」
友人K(まとも)「ん~……?」
子猫2000「じゃあ、もういっかいゆっくり落として……」
といった感じの事を数回続ける内に
友人K(まとも)「っあ! 分かった! うん、多分今浮いてる!!」
と、竿でサビキ仕掛けの重さを感じられるようになりました。
そこまでくればもうあとは簡単です。底まで仕掛けをおろしてからリールを数回巻いて竿を軽く上下に振るよう伝えます。これがサビキの基本動作だよ~と。動作を教える目的だったので撒き餌はまだ詰めていませんでした……が
友人K(まとも)「!! なんかかかった!」
子猫2000「え!? 餌入れてないのに!?」
撒き餌つけていないのに魚がかかることなんてあるのか? と思いつつ、慌てて竿先を見ると、明らかに何かかかっている様子。小刻みにブルブルと竿先が震えていました。
子猫2000「じゃあ、落ち着いてゆっくりリールを巻いて」
指示に従い友人K(まとも)がゆっくりリールを巻くと……手のひらサイズのサッパが1匹かかっていました。まじか……撒き餌してないのに……
友人K(まとも)「え!? どうしよう!? これ!? 取って……」
釣り初心者あるある現象「魚触れない」発生(笑
子猫2000も最初触れませんでした。大丈夫、すぐ慣れるよ……と思いつつサッパを針から外し、とりあえず水汲みバケツの中へ……
……
ものの10秒で飛び跳ねてバケツから脱出してきました。活きのいいサッパだこと。
とりあえず友人K(まとも)は、放っておいても大丈夫そうだったので自分の仕掛け作成に戻ろうとしま……したが第二声が響き渡ります。
友人K(まとも)「え!? どうしよう!? また釣れた!!?」
入れ食いかっ!!
友人K(まとも)の方を振り返ると何と今度は二匹掛け!
さっきサビキ釣りの方法教えたばっかりだというのに、飲み込み早すぎでは??? 天才か??? あぁ、そういえばコイツ頭良かったな、うん……などと思いつつ、このまま毎回私が針外ししていると永久に自分の仕掛けが作れなさそうなので、フィッシュグリップを渡して、自分で針外しするよう伝えます。
いざ、アジング!
友人F氏の謀略によりアジング用タックルを揃えた子猫2000は、竿が滅茶苦茶細い! 折れそう!! と思いつつ嬉々として仕掛けを用意します。そう、今日はこのアジングタックルのデビュー戦なのです。何としてもアジを釣って帰りたいところ……
この日のために、アジング動画や解説講座などを色々とみて予習はバッチリ(のつもり)です。
ロッドのガイド部分が真っすぐになるよう入念にチェックしながら竿を伸ばし、これまたおニューのリールをセットし、釣り糸をガイドに通していきます。竿も細いが、糸も滅茶苦茶細い! 0.3号のエステルラインを道糸に、0.9号のフロロカーボンラインをショックリーダーにしています。この日は風が強かったので1.5gのジグヘッドを選択。初めてのルアー釣りということで、ソフトルアーが中々真っすぐに装着できず手こずりましたが、何とか準備完了しました。
ぇ? これ投げれてる???
準備が出来たので気合十分に第一投……
道糸に人差し指をかけて
ベールを立てて
後方の安全を確認
……よし。
ヒュッ!
投げた時の音ちっちゃ!!
ていうか投げた感覚が全く無い!?
本当に投げれた!?
着水音も風の音で分からなかったし、着水も視認できず……もしかして投げるの失敗した???
と思って慌てて道糸の出ている方向を見ると……無事に海の方に出ていました。風で流されたのか、大分左方向に出ていましたが(苦笑
とりあえず糸を巻きます。
日中はアジは殆ど釣れないと聞いていたので、もとより投げる練習程度に考えていました。なので仕掛けを回収するためにリールをただ巻き続け……
……
……
……
巻いても仕掛けの重さが感じられないんですが……!?
アジング……繊細すぎる……
……
……
……
その後、十数回繰り返してやっと仕掛けの重さを感じられるようになってきました。
……竿を立てていれば、という条件付きですが。
アジングの解説動画やら解説サイトやら「底に着いた感覚を竿で感じ取り~」とか言ってるものがあったけど、私には底についた感覚とやらは感じ取れませんでした。「1.5gのオモリで感じ取れる方が凄いわ!! アジングやってる人たち凄すぎる……」と驚愕の連続でした。
アジングの基本は「ただ巻き」らしいのですが、これも意外と難しかったです。ロッドが繊細だから、ただリールを巻くだけでも竿先がグワングワンと揺れまくる……おかしい、動画だと竿先はブレていなかったのに……
ソウダ、キット コレハ ドウグノ サ ダ
などと現実逃避しつつ、できるだけブレずにスムーズにリールを巻く練習を続けます。
しかし、一向に魚が食いついてくる気配は無し。
竿先はピクリともしません(操縦手の力量が低いため、グワングワンと揺れていますが)
……
……
……
子猫2000「ルアーで魚なんか釣れるわけが無いんだ。HAHAHA」
友人K(武器商人)「え、もう諦めたの!?」
だってしょうがないじゃない。釣れないんだもの。
一方で隣では友人K(エロマス)と、友人K(まとも)がサビキでサッパをバンバン釣っているし……ぐぬぬ、私も魚釣りたい! ボウズは嫌だ!
私のボウズを救ってくれる英雄は……
ということで、とりあえず投げ方は分かったのでアジングは終了。
愛用の延べ竿を展開し、いつものウキ仕掛けを作成します。
今回はちゃんと夜釣りを意識して電気ウキをセット!
きちんと前回の反省(ウキが見えなくて釣り続行不可能)を活かしています。
海釣り道場で学んだ方法(針にゴム付きオモリを刺して、水深を測る)を利用して、しっかり水深を調べて(2.5mほどでした)から、底から30cmほどの高さに釣り針が来るようウキ下を設定しました。エサは前回同様にアオイソメを1匹掛け。今回は虫エサに大騒ぎせず冷静に付けられました。準備は完璧、いざ安定と信頼のウキ釣り!
……
3~4回アタリはあったのですが、すべてアワセるのに失敗し、気づいたら日が落ちてしまいました。最高気温20度ちょっとで暖かめの日だったのですが、さすがに寒くなってきたこともあり、一度釣りを中断してウィンドブレーカーを着用し、ヘッドライトも装着します。頭の締め付けが地味に痛い……など思いつつ釣りを再開。
……
ウキがピョコピョコしているかと思ったらスゥーーーっと沈み冷静に聞きアワセ。微かにブルブルと振動が伝わってきます。魚が咥えているようです。
よし、今だ! と本アワセを入れると無事に針掛かりしたようです。
今度は逃さないようにしっかり釣り糸のテンションを保ちつつ、ゆっくりと上げてくると……
小柄で可愛いクロダイちゃんが釣れました!
いぇ~~~い、ボウズ回避~~~!!
サイズも小さいのでリリースしようかと思ったのですが、針を結構深く飲み込んでおり、針外しに数分かかってしまいました。当然弱ってしまったのでリリースしても死んでしまうだろうということで、絞め&血抜き&内蔵除去を行いクーラーボックスへIN。
責任をもって食べようと思います。(後日、食べました)
周囲の反応からもどうやら夕マヅメが到来した様子でしたので、ボウズ逃れしたこともあり、ウキ仕掛けの延べ竿は友人K(武器商人)に託してアジングを再開しようと思いました。
毎度ながら長くなってきたので一旦区切ります。
Part2へ続く。