お絵描きのモチベーションが上がらない時に試してほしい対処法3選

前回は絵を描きたいのに何も思いつかない場合に効果的な3つの方法について紹介しました。今回は逆にやる気が起きない場合の話をしようと思います。

やる気が起きない事で悩む理由

というわけで今回は、やる気が起きない場合の話です。

もしあなたが、イラストや漫画を自分でも描いてみようと思い立ったばかりなら、今はやる気に満ち溢れているでしょうから、すぐには役に立たない内容です。しかし、人間は行動を開始してから時間が経つほど、やる気が落ちやすいように出来ています。この趣味を長く続けた場合、やる気が起きないタイミングがいずれ訪れるでしょう。そんな時に、この記事の内容を思い出して、描く事をやめないよう手助けになれば幸いです。

「意気揚々と始めたはずのイラスト・漫画作成という趣味だけど、どうも最近やる気が起きない。」

こんな気持ちになっていないでしょうか?

原因となっているのは何でしょうか?

中々上手くならない焦り、描きたいものがあるのに表現力が追いついていないもどかしさ、行動を起こすのがめんどくさい……

理由はいろいろあるでしょう。けれど、心のどこかで「描かなきゃ」という使命感のような気持ちもあるのではないでしょうか?

もし全く「絵を描こう」という気持ちが残っていないなら、やる気が起きないことが原因で悩むことは無いでしょう。あなたの心のどこかに絵を描きたいと思っている自分がいるからこそ悩んでいるのではないでしょうか?

つまり、今現在のやる気が起きない状態というのは、長い目で見れば上下する感情の流れの1つに過ぎません。たまたま、今はやる気が減っている。それだけです。

けれど、全く行動をしなければ更に気持ちが離れていってしまう可能性もあります。それが心のどこかで分かっているからこそ、焦っているのではないでしょうか?

まずは一番最初になぜ自分で絵を描きたいと思ったのかを思い出してみてください。

「”可愛い”を自分で作り出したい」

「自分の妄想を具現化したい」

「推しキャラの良さを世間に広めたい」

人それぞれ形は違うでしょうが、こんな気持ちがあったのではないでしょうか。

初心は思い出せましたか? それでは具体的にやる気を起こす手段について紹介していきます。

5分間だけ手を動かしてみる

まずは前回紹介した内容と被りますが、とりあえず手を動かすという方法です。人間は行動し始めてから、やる気がでてくる生き物です。(「簡単にやる気を出す方法を教えてください!」→脳研究者「やる気なんて存在しない」

5分で良いので紙とペンを用意して絵を描いてみましょう!

描きたいものが思いつかないですか?

では、ひたすら丸と四角と三角を描いてみましょう。

もちろん途中で違う絵を描きたくなったなら、そのまま落書きをしてもいいですし、描いている途中の絵を仕上げたくなったなら、それもいいでしょう。

とにかく、5分間ペンを動かしてみましょう。

タイマーをセットして5分間描いてみます。タイマーが鳴った時に「まだ描き続けたい」という想いが湧いているならそのまま描き続けてしまいましょう。

……それでも、やる気が起きないですか?

日々忙しい現代社会ですから、もしかしたら疲れているのかもしれません。無理をして続ける必要はありません。たった5分、されど5分です。少しでも行動できた自分を褒めてあげましょう。そして明日も5分頑張ってみましょう。

体が休息モードになっている?

5分ペンを動かすことすら出来ない場合、あなたの体は「休息モード」になっているのかもしれません。

人間の体は交感神経が優位になると活動的になり、副交感神経が優位になるとリラックスします。本来であれば日中は交感神経が優位になり、夜間や就寝時は副交感神経が優位になります。しかし、ストレスなどが原因で自律神経に乱れが生じている場合、このリズムが崩れてしまいます。もしかすると、このリズムの崩れが原因で、やる気が起きなくなっているのかもしれません。

自律神経は天気や気圧、食生活、睡眠不足など様々な要因から日々変化しています。

いまでこそ人間は天気など関係なく生活するようになりましたが、原始時代のような大昔から遺伝子レベルで「雨の日は休止モードにして、晴れの日は活動モードにする」という性質が刻み込まれています。個人差はあれど、基本的に低気圧の日や日照量が少ない日、寝不足の日などは誰でも不調になるものです。たまたま今日は調子が悪い日なのかもしれません。

つまりは副交感神経優位になっている状態で、体が「休息モード」になっているのです。

もし自律神経の乱れが原因の場合、睡眠時間を確保(諸説ありますが7.5時間~8時間ほどの睡眠を推奨する説が多い印象を受けます)したり、就寝時間と起床時間を規則的にするなどの根本的解決が必要です。

しかし、ただ単に寝起きだったりする場合は軽く運動するといいでしょう。目が覚めると同時にやる気も増すはずです。この場合の運動は筋トレなどの無酸素運動ではなく、ラジオ体操のような有酸素運動が効果的です。

それでもダメなら最終手段

それでもダメな場合は……

一切描くことをやめます

最終手段です。

実は私も数回やったことがあります。

先述の方法で解決しない場合にのみ使用してください。

やる気には上下動がありますが、その幅は個人差が大きいです。もしかしたら、あなたは熱しやすく冷めやすいタイプなのかもしれません。理想は毎日描き続けることですが、所詮は趣味です。続けていて辛いなら無理してまで続ける必要なんてどこにもありません。

完全に絵を描くことをやめます。

また描きたくなったら描けばいいのです。

趣味なんですから、自分の好きなようにすれば良いんです。

案外思いもしない他の分野の知識や技術が役に立っていて、久々に絵を描いたら上達を実感する、なんてこともあります。もちろん、絵を描くのが上達への一番の近道ですが、私のこれまでのお絵描きライフでは「全然別の分野の知識や技術が役に立って絵が上手くなった」という経験も沢山ありました。

例として、最近猫さんはCGモデリングをしていたら絵の上達を実感しました。以前より対象物を空間内の立体物として捉えやすくなりました。他にも、カメラで写真を撮るようになってから、絵でも焦点を意識するようになったりしました。

絵と無関係な内容のことをしていても、「こういう表現をするにはどうしたらいいか?」という視点を持ち続けていると、思わぬ発見があります

所詮は趣味なので、無理して嫌々続けるよりも、時々でも楽しみながら行う方が健全だと思います。なにより「楽しい」という感情は非常に強力なので、結果的に時々でも楽しみながら続けた方が長続きして、上達に繋がると思います。

まとめ

とりあえずペンを5分動かすべしです。

そして、ペンを持つ気にもならないならラジオ体操すべしです。

どうしてもダメなら一旦ペンを置くというのも選択肢の1つです。

なにはともあれ、睡眠・食事・運動はイラストに限らず生活する上での全ての根幹を成しています。健康あってこその趣味なので、まずは健康に過ごすことが最重要だと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。次回は絵を描く際の鉛筆の使い方について紹介します。