「衝動買い」って良いですよね。思わず購入してしまうほどの強い感情と、それに押し流されるまま購入した後の高揚感。あの独特の感覚そのものに中毒性があると思う子猫2000です。
ただ、衝動買いって購入直後は100パーセント満足感あるんですけど、ちょっと時間が経つとそうでもなかったりしませんか? 思わず買っちゃったけど、実際そんなに必要じゃなかったなぁ~っていう後悔。
という事で、購入から時間が経っても満足度が高くなる衝動買いの条件について考えてみます。目指せ無駄遣いゼロ!!
まずは過去の衝動買いを洗い出してみる
検証するには過去の経験を客観的に捉え直すのが一番、ということで、過去の衝動買いを振り返ってみます。 まずは過去に衝動買いしたもので、今も満足している物を挙げてみます。
- 初めて買ったペンタブ
- iPadPro とApple pencil
- 色々なゲーム全般
- マルゼン CA870 ソードオフ
- APS Black Hornet
- デジタルミラーレスカメラ
- 登山靴
- 登山リュック
- 高性能ウィンドブレーカー
ペンタブやiPadはお絵描きの道具として、CA870やBlack Hornetはサバゲーで使うため、ゲームはもちろん遊ぶため、登山道具はもちろん登山の道具として、カメラは使っていく過程でお絵描きに良い影響があると思って、購入しました。
次は衝動買いしたけど、思い返すと本当に必要だったのか怪しい物を挙げてみます。
- 同人誌たくさん
- 輪切り唐辛子2kgと白ゴマ1kg
- 東京マルイ VSR10シルバーモデル
- 東京マルイ P226R
- その他モデルガン色々
同人誌はそんなに後悔していないですが、コミケのお祭りムードに押されて買いすぎる傾向があると感じています。 あの独特のお祭りムードずるいよね、ついつい買いすぎちゃう(と言いつつ買い続ける
唐辛子とゴマですが、一時期めちゃくちゃ料理に目覚めた時にアマゾンでまとめ買いしました。もちろん使い切れていません。 何故キログラム単位で買ったのかと、当時の自分を問い詰めたいです。
その他エアガン、モデルガンはコレクション目的(いわゆる観賞用)として購入しました。買ったはいいものの、引き出しの奥で眠ってます。
上記は 全て衝動買いですが、振り返ってみて評価が分かれるのは何故でしょうか?
それぞれに共通する 部分を考えてみると、購入後の使用イメージがハッキリ出来ていたかどうか、な気がします。具体的に買った物をどう使用して、その結果自分はどんな体験が出来るのか、までイメージして買ったものは満足度が高いように感じます。逆に使用イメージがハッキリしないまま、所有欲のみで買ったものは満足度が低いようです。
満足感は使用中に生まれるのでは?
なぜ使用イメージの有無が満足度に影響しているのでしょうか?
使用イメージが無いと「購入する事」その物が目的になっていて、購入したその瞬間には目的が達成されてしまいます。購入した瞬間にゴールしている状態ですね。いわゆる投資、消費、浪費の3パターンのお金の使い方に分類すると浪費になっているのではないでしょうか。
逆に使用イメージがハッキリした状態で購入した物は、それを使って自分が何かを体験したり、別の目的(目標)を達成することを期待しているので、購入した時点ではまだスタート地点でしかないです。
そこで実際に購入した物を使用していくことになり、より良さを感じる機会にも恵まれる。使わなければ分からない良さも分かるようになることで、更に満足度が上がる、と言ったところでしょう。
つまり満足感は「体験」を通じて生成されるのではないか? という気がしてきました。
満足感が「体験」を通じて生成されるのならば、体験そのものにお金を使う場合の満足度も高いはずです。ということで体験そのものにお金を使う場合を考えてみます。
一番身近なところで言うと、旅行でしょうか? 映画を見に行くのも体験にお金を使っているといえるかもしれません。遊園地、動物園、バーベキュー、サバゲー、釣り……
色々思い浮かべてみましたが、体験そのものにお金を使った場合では、どれも行動後に後悔した記憶がありませんでした。
結論
どうやら、衝動買いの質を決めていたのは、購入後の体験にあったようです。今後は衝動買いをしそうになった時に、一瞬立ち止まって使用イメージを妄想すると無駄遣いが減りそうですね。
……ぁ、このモデルガンかっちょいいなー()