こんにちは、先月ブログ更新のネタはあったのに、結局しなかった子猫2000です。お絵描きは習慣化に成功しているので、ブログ更新も習慣化していきたいところなのですが、急に仕事が忙しくなったりして中々思い通りには行かないのが歯がゆいところですね。
twitterでフォローして下さっている方はご存じでしょうが、今まで趣味垢で絵を上げていたところを、「古江みみ」名義で絵描き垢を作成してそちらで活動するようになりました。
正直twitterの仕様変更などもあり、いまさらtwitterで絵描き垢を作るのは相当に手遅れではあるのですが、絵描き垢作成には色々と思惑があり、自分の中で計画を立てた上で実行に移しているので、その辺を今日は語っていこうかと思います。
twitterを今から始めるのは、なぜ遅いのか?
お絵描き民ならみんな使っている(……は過言だけど、大多数は使っている)SNSがtwitterです。いまさら説明不要な程度に認知度も上がった事でしょう。Pixivと同じく利用しているお絵描き民は沢山います。匿名性だったり、自分の興味のある人と繋がりやすいシステムだったり、がヒットの理由でしょうが、その日本国内での利用者数は数千万人と言われており、Lineに次ぐ利用者数の多さが魅力の一つでしょう。
お絵描き民は基本的に自己顕示欲高めの人が多い(※個人の感想です)ので、描いた絵を沢山の人に見てもらいたい生き物です。さすれば、利用者数が多いSNSというのは格好の作品発表の場と言え、絵描き界隈でのtwitter人気の高さにも納得がいきます。
しかしここ最近のtwitterは「タイムラインを投稿順ではなく、(twitter独自のおすすめ基準による)オススメ順で表示する仕様」だったり、「(AIが判断した)怪しい画像は片っ端から凍結対象とする」だったり、「(投稿者に告知無く突然)検索結果や他人のTLに表示されなくなるシャドウバン」だったり、と主に絵描きにとって致命的な改悪が重なり、「もうtwitterはオワコンかもしれない……」という論調さえあります。
はい、何が言いたいかと言うと、残念ながら今からtwitterを始めるのは正直言って周回遅れです。正直いまから始めるならtwitterよりも、youtubeのがまだマシだと思います。(それですら出遅れ感はありますが……)
なぜ周回遅れだと分かっていながら始めたか?
それは理解したうえでtwitterアカウント運用をしてみようと思ったのは、実験を兼ねて試してみたい事があったからです。「本気でtwitter垢運用しよう!」というよりは、「私の思いつく限りの方法を全て試して実験してみよう!」という感覚です。
そして、その実験の場としてyoutubeではなくtwitterを選んだのは筆者が口下手だからです。文章は書けるし、動画編集は出来るけど、面白トークは出来ない陰キャなのです。陰キャは陰キャらしく文字文化の場で足掻いてみよう、という魂胆です。
そんな、最初から周回遅れと分かっていながら始めたtwitterですが、以下のような理由で始めました。
- 「SNSでフォロワー数を伸ばす方法」について、自分の中で理論が固まってきたので、実証実験してみたかった。
- 上記の実験をすることで自分の実力を客観視したかった。
- ブログのネタにしたかった。
「SNSでフォロワー数を伸ばす方法」は各界で色々と言われていますが、突き詰めると「視聴者側が求めているモノを提供し続ける」ことだと思っています。そのためには以下を意識していくことが大事なのではないかと考えているのですが、現時点では分かりません。(結果は数か月後に分かる事でしょう)
- 提供するモノのジャンルを絞る
- 継続的にモノを提供する
- 差別化ポイントを明確にする
- 長期間継続する
「提供するモノのジャンルを絞る」は例えば2次創作なら特定のゲームやアニメに絞るなど、情報提供系なのかエンタメ系なのかなど、自身が発信するモノのジャンルを絞ろう、という話です。他はまぁ字面通りの意味です。完全にマーケティングとかブランディングの話ですね。
「実験をすることで自分の実力を客観視したかった」は文字通りの意味です。上記の「わたしのかんがえた さいきょうの SNSこうりゃくほう」を実践したうえで、どこまでいけるのか、自分の実力を試してみたかった。という話です。
「ブログのネタにしたかった」は、まさにこの記事です。実験が続く限り、この記事の続きとなる記事を投稿する予定です。絵は描かないけど面白半分で見る方も、SNSで伸ばす方法を知りたいお絵描き民でも、実例として参考になるのではないかと思います。実験が失敗するにしろ、成功するにしろ、楽しんで読んでいただければと思います。
1カ月目の結果:フォロワー10人⇒30人
というわけで実験開始となる1カ月目(2022/08/15~2022/09/15)の結果報告です。
スタートは実際には0人(「古江みみ」名義で絵描き垢を作成したばかりなので)です。前垢で「絵描き垢を作って、今後の活動はそちらで行います」という旨のtweetをしたところ、10人ほどの方が絵描き垢の方をフォローして下さったので、厳密には0人スタートではなく、10人スタートと言っていいと思います。SNS運用において、フォロワー数は指数関数的に増加することは各所の情報から認識していたので、初回から10人フォロワーがいる状態というのは凄くありがたいことです。(わざわざ新垢についてきてくれた方、ありがとうございます。)
twitterには「ハッシュタグ」という文化があり、皆で共通の話題について盛り上がる際に使用します。話題の名称の前に「#」をつけるアレです。たとえば、サッカーの話題についてなら「#サッカー」のように使います。短時間に多くの人が呟いている内容はtwitterのシステムによってトレンドとして認識され、皆から見えやすいようにリンクが貼られたりします。
この「ハッシュタグ」や「トレンド」を上手く活用していくことで、今まで繋がりが無かった共通の趣味の人達と新たに繋がれるわけです。
前のアカウントでは、この「ハッシュタグ」機能の存在は知っていてもほぼ使っていませんでした。しかし、新アカウントでほとんど人との繋がりが無い状態というのは、ネットにHPを作成したけど、Google検索から存在を認識されていないようなものです。
何も考えずにひたすら絵を投稿していても、そもそも誰にも認知されていなければ伸びません。どんなに美味しい料理を作っても、人っ子一人いない山奥に開店したら、お客さんは来ないのです。
なので、SNSのフォロワー数が少ない私は早速この機能を使いました。例えば、このような感じで。
最推しはバーバラちゃんですが、原神の女の子キャラはみんな好きです!
— 古江みみ@原神イラスト描いてます (@mimi_furue) August 26, 2022
新規垢なので、過去絵からお気に入りを3枚持ってきました。気になった方、無言フォローにてお迎えに伺います。#原神絵描きさんと繋がりたい#私の絵柄が好みって人にフォローされたい pic.twitter.com/H7GnkzS71y
これまでは使用したことが無かったのですが、「〇〇と繋がりたい」タグは創作サイドの人がよく使用するタグで、創作者同士の横の繋がりを作るためのタグです。
「RT」や「いいね」されたら、してきた人のアカウントを確認して、tweet主がフォローする。その後、「RT」や「いいね」した人がフォローを返す。という文化のようです。tweet主は必ずフォローしなければいけないわけでは無いようですが、フォローを返す側は基本的にはフォローを返すのが当たり前のようです。
このタグが最初よく分からなかったので、意味や使い方を調べました。twitterってムズカシイ……
特にこのタグを使って反応をくれた方をお迎えに伺ったり、逆にこのタグで検索して、気になった絵描きさんをフォローして見たり、などして絵描きさん同士の横の繋がりに入ろうと模索してみました。その結果もあり、1カ月目はフォロワー数が約30人ほどまで増えました。
タグの特性上、お互いに繋がりたい人とのみ繋がっていった感じなので、FF比(フォロワー数 / フォロー数、値が大きいほど人気のあるアカウントと言える)は0.9~1.0辺りで推移していました。
コミュ障なので自分から積極的に話しかけたりはしていないのですが、当初は予想していなかったメリットとして、TL(タイムライン)に流れる絵が増えて賑やかになり、TLを眺めるのが楽しくなりました。
その他に1カ月目に考えていた事など
つらつらと書いていたら眠くなってきたので、記事を締めようと思うのですが、最後にその他に考えていたことなどを列挙して締めくくりたいと思います。
- 新アカウントの運用方針は「健全絵のみ投稿する。ジャンルは原神の女の子キャラに絞る。投稿先はtwitter、Pixiv、原神の公式フォーラムの3つ」です。
- メディア欄が寂しかったので過去絵から原神の絵を持ってきて、毎日投稿を1週間ほど続けた。それが直接起因となるフォロワー数の増加は特に無かったが、その反応から特定のキャラ1人に絞らず、色々なキャラを描く方が沢山の人に見てもらいやすくなりそうだと感じた。
- 絵をRTしてくれた人は、お絵描き民でなくても、プロフィールや呟き内容を確認の上で、こちらからフォローしてみた。高確率でフォロー返ししてくれて、その後に投稿した絵にも反応をくれたりしたので、「自分から趣味が合いそうなフォロワーを迎えに行く」というのもアリだと思った。
- 過去絵投稿は各所の情報を元に、毎朝5時頃に投稿してみたのだが、伸びはいまいちだった。後で気づいたのだが、twitter全体としての伸びやすい時間と、自分のフォロワーの活動時間は必ずしも一致しないので、鵜呑みにしない方が良い。
- 自分のフォロワーの活動時間を知りたい人は「Followerwonk」というサービスを利用すると良い。
- フォロワー数100に到達するまでが特に大変だと聞いていたので、投稿作品の伸びが悪くても実数値はあまり気にしないようにしていた。代わりに閲覧数に対する反応(「いいね」や「RT」)の比率や、投稿時間などは意識を常に割いていた。
- フォロワー数100までがチュートリアル、フォロワー数1000がスタートライン、と考えて気長に進めているが、やっぱり自信作を上げて反応が薄かったりするとショックを受けたりする。豆腐メンタル!
- 実は個人的に、Pixivだと閲覧数に対するブックマーク率10%を目標にしており、大体そのくらいを達成しているのだが、twitterではより無関係な人の目にも触れやすいため1%を目標にするのがいいかな? と考えていた。
とまぁ、大体こんな感じです。
閲覧数に対する反応率についての考察記事を書いたので、良ければそちらも見てみてください。
2か月目は「2022/09/15~2022/10/15」なので、絶賛実験中なので次回記事をお待ちください。また、他にもお絵描きに関する記事を書いてますので、この記事が気に入った方は是非ゆっくりしていってください。