ブログ読者の方はご無沙汰しております、子猫2000です。仕事を辞めたら時間が沢山出来ると思っていたら、仕事を辞めてからの方が休みなしで活動しているという謎現象に悩まされております。
2022年の8月から絵描き名義「古江みみ」で活動していましたが、ちょうど1年間経ったので、イラスト投稿用としてX(旧twitter)をこれから運用していく方の一助になればと思い、実体験を元に数値データなどをまとめて記事にしました。X(旧twitter)は正直ここ最近、仕様変更の嵐で中々クリエイターには使いづらくなっていっている印象は否めませんが、この記事を読んだ方の運用の足掛かりになれば幸いです。
今回の記事は内容が長くなる事が予想されたので、前編と後編の2回に分けてお送りします。前編となる今回は「1年間X(旧twitter)を運用する上での前提条件」と「実際に1年間運用してみた上での実際のデータ」について紹介し、後編となる次回はそれについての考察を記載しようと思います。
X(旧twitter)を1年間運用した際の前提条件
まずはX(旧twitter)を1年間運用した上での前提条件について紹介します。この部分についてはX(旧twitter)の運用を開始する前に概ね自分の中でしっかり方針を固めていました。
読者の方はそれぞれ、置かれている環境や条件などが違うと思いますので、今後のデータなどを見る際に、自分の状況に置き換えて読むために活用してください。
筆者の場合の前提条件
- ジャンル:二次創作のみ(人気ゲーム「原神」の二次創作イラスト)
- 投稿頻度:だいたい週1(キャラの生誕祭などで多少前後することはあっても、基本的に週1ペースを維持し続けた)
- クオリティ:時間が許す限り自身の全力投球(仕事が忙しくて時間不足の時もあった)
- 投稿タイミング:曜日や時間などは適宜変更したので、一定ではない
- 開始時のフォロワー数:約10人(イラスト用ではない前垢からついてきてくれた人)
- ハッシュタグ:基本は1ツイートにつき2つまで(公式ガイドラインに沿った)
- 過去絵の再投稿:あり(時々思い出したように過去絵の再投稿をしました)
- 本文の有無:あり(基本的に投稿するイラストに関連した内容の文章ありで投稿しました)
- 一次創作や依頼絵の投稿:基本無し(Live2Dでオリジナル作品を作った際に、少数投稿しました。依頼絵は基本的に投稿していませんでした。)
- 絵柄寄せ:意識して一人の絵師さんをお手本にした(個人的な趣味から、カントクさんを参考にしました)
筆者の場合の前提条件はおおむね以上のような感じです。
ジャンルを二次創作としているのは、「その方が見てもらいやすいから」という理由と、「自分が上達するためにやるから」という理由が大きいです。元からそんなに一次創作熱が高い方でもなかったので、「自分の好きなもの」かつ「世間に需要のあるもの」が被っている部分として原神の二次創作を選択しました。絵描き民なら言うまでもないかもしれませんが、基本的に一次創作の方が伸び辛い事は明記しておきます。
考察面は後半の記事で書こうと思っているので、前提条件についてはこの辺で……
実際にX(旧twitter)を1年間運用した際のデータ
続いては実際にX(旧twitter)を1年間運用した際のデータについて紹介します。先述の通り、こちらの内容は人によって状況や条件が異なると思いますので、1つの参考データとしてご覧ください。
フォロワー数の推移
2023年3月(7カ月目)までは毎月データを取っていたのですが、4月にAPI改訂・公開されてからは、元々の記事の目的が無くなってしまった事で、モチベが低下してデータを取っていませんでした。
というか、X(旧twitter)のAPI改訂の影響でデータが取れなくなったとも言う……
絵柄や塗り方の変化内容と変化時期
X(旧twitter)運用と並行して目標の絵師さんを一人に絞って、イラスト勉強・絵柄寄せを行っていました。試行錯誤する過程で一度レイヤー構造や塗り方をガラッと変えた時期がありますので、一応記載しておきます。
塗り方を変更後の1枚目はレイヤー構造など変更部分の確認のためにさっぱり目で描いているのですが、塗り方変更後にガッツリ塗った2枚目は後述する「X(旧twitter)で伸びたツイートTop2」になっています。
X(旧twitter)で伸びたツイートTop3
X(旧twitter)で伸びたツイートTop3を調べたところ、3つとも何かしらイベント(キャラの生誕祭or季節限定のイベント)のタイミングの投稿でした。ちなみに4位と5位もキャラ生誕祭のタイミングでの投稿でした。
X(旧twitter)で伸びなかったツイートWorst3
Worst3は同率1位でした。こちらはどれもX(旧twitter)のアカウント作成からあまり時間が経っていない頃のツイートでした。Worst10位まではどれもX(旧twitter)のアカウント作成から3か月ほどのツイートが占めていました。
Pixivで伸びたイラストTop3
1位はX(旧twitter)と同じ結果になりましたが、Pixiv上での2位はX(旧twitter)では17位、Pixiv上での3位はX(旧twitter)では27位でした。必ずしもPixiv上とX(旧twitter)上での伸びは相関関係に無いようです。
Pixivで伸びなかったイラストWorst3
こちらもX(旧twitter)とは違う結果となりました。X(旧twitter)ではアカウント開設初期の絵は伸びが悪かったですが、Pixivは投稿時期とはまた別のファクターがありそうです。
インプレッション数といいね等の反応率
インプレッション数と「RT数+いいね数」から反応率を出してみましたが、こちらはあまり規則性が見えない結果になりました。反応率の最高値は「6.3%(69RT、266いいね、5306インプレッション)」で、最低値は「0.5%(12RT、21いいね、6162インプレッション)」でした。
後編へつづく
ということで、X(旧twitter)を1年間運用した結果の公開でした。後編では実体験や何を考えていたかなどを交えて、これらの結果について考察を加えたいと思います。
後編も書きました。「【後編】新規アカウントで、週1ペースのイラスト投稿を1年間続けてみた結果の報告」からどうぞ!